ライトノベルにありがとこー

読書した本について感想を書いていくブログです。 自称偏読家。

『継母の連れ子が元カノだった3』感想

こんにちは、とこーです!

今日も今日とてダウナーですが、やっぱりラノベは面白い。

というわけで本日は連れカノ3巻の感想を書いていきます

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

それではいきまーす。

サブタイトル『幼馴染みはやめておけ』にもある通り、今作においては、これまで友人でしていい役をしていた暁月と小暮へのフォーカスがなされた巻でした。

それ故に視点移動も、これまでの2視点ではなく、4視点が巧みに使い分けられました。

そして、その過程において水斗と結女が自分たちの関係性についても一考をし。。。というお話であったと思います。

前回までで視点移動に着眼したように、まずは今回もそこに。

メインとなった暁月と小暮。この2人の視点での進行もまた、とてつもなく上手いと感じました。

が、そういったうまさよりもなにより、終盤の夏祭りのところのクライマックス感が凄まじい。

4人の視点がちょうどいい配合で混ぜられるような進行は、さながら名映画のよう。そして、それは『読者に見せるところ』と『あえて見せないところ』を作り、そのうえで後に語るという流れで、ドキドキが加速しているように感じました。

これまでのような、二者の関係を当事者間で相互に語るのではなく、外側の視点も混じることにより、本当はなんなのか、どこに線引きがあるのか。そういうところまで考えさせられるのです。

 

その点で言うと、今回はこれまでよりも少々重たいテーマにも思えます。本物とか偽物とか、第三者の視点とか色々混ざったせいで、少しほの暗さも出ている。

はずなのに! なのにこの作品はそれがするりと受け入れられる。それは上手にデコレーションされているからなのではないでしょうか。

有り体に言って、ほんとにこの作品は上手い。視点移動の卓抜的なうまさを始めとして、過去の話をどのように入れると重くなりすぎず、それでいてテーマを一貫させられるかが見えている。結果、にやけまくる。でもニヤけるだけじゃなくて、色々考えさせられる。こういうのいいですね。

 

さてはて、そして今回の巻ではより関係性というものが描かれました。

恋人になると、そうであろうとしてしまい、歪む。それはとてもあるなぁと思います。名前をつけた時点で定義されて、支配されてしまう、みたいな考え方もできます。

じゃあ彼らきょうだいはいまのままいるのでしょうか。

僕はだからこそ恋人になって欲しいなぁとも思います。

が、それは僕の希望もかなり混ざってますからね。全体を通して『カレカノじゃなくてもいいじゃん』って雰囲気が割と強く感じるので、その流れで行きそう。

どう進んでいくのか楽しみですね。最新刊に追いついてしまったのでここからはゆっくりおって行きます。

 

 

それではここまで。

明日は『俺がラブコメ彼女を奪い取るまで』発売日ですね。明日の更新を最後に2週間を程消える気がします。期末試験に拉致されそうなのです。 

それでは読んで下さってありがとこーざいました!

『継母の連れ子が元カノだった2』感想

こんにちは、今日はなぜだかダウナーだったとこーです。

チラムネとか、諸々の情報公開がされましたので、そのことについては今度ブログにまとめたいなぁと思いながらも、テストと四苦八苦しております。

今回は『継母の連れ子が元カノだった』2巻の感想を書いていきます

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

いきます。

今回の2巻のストーリーは、なかなかに王道なストーリーでした。

以前1巻で視点移動の巧みさについて語りましたが、今回については前回ほどの激しさはなく、その分読みやすさと感情移入度の高いストーリーでした。

 

個人的に泣いたのは2箇所。まずテストの一連の話ですね。

それまでの、高校生らしいわちゃわちゃイチャイチャなノリとは一転一気に熱いストーリーになっていて『おおっ!』と思わされていました、途中までは。

けどどうでしょう。

途中からはそういう熱さじゃない、主人公のかっこよさが滲み出まくるストーリーでした。

結女の色んな気持ちがとても理解出来て、だからこそ水斗のやったことのかっこよさとか嬉しさとか悔しさみたいなものが全部混ざってきました。

個人的に、この2人は互いに助け合うパターンなのかと思ってましたけど、どちらかというとしっかりしようとして、事実しっかりしてる結女のことをすごく分かってる水斗が支えてあげるノリが強そうです。

国語でわざと間違えたのに勝つあたり、ほんとに努力したのが垣間見えてくそかっこいいし。

大号泣ですよね、あそこは。

 

で、それが終わると今度は水斗にできた友達のいさなとの話でした。

その前の話を先にしますが、今巻の最初の方には片親である2人の話がなされます。結女が水斗をどんな風に見ていたのか、とかそういうところが心に残りました。と、同時に。今回は(もしかしたら前回も)恋愛関係の脆弱さみたいなのとか、もっと言うと人によって違うってところが描かれていました。

別れてしまった結女の母と前の父。そして結女の母と水斗の父。

別れてしまった水斗と結女の関係だったり、小暮と暁月だったりもそうですね。

で、そんな中に出てくるのがいさななわけです。

彼女は『主人公とヒロインの間に現れてヒロインを燃え上がらせるヒロイン』的な立ち位置と捉えることもできます。そういう作品は多いものですし、王道でしょう。ただこの作品ではそれだけではなく、恋愛や友人という関係性への問題提起、そして誰もが異世界人であるという結論への道筋としても重要な役割があるように思いました。

 

あの告白シーンは圧巻でした。

なんだか嬉しさがあって、泣きましたね。

あれは多分、水斗視点じゃなくて結女視点だからこそだと思います。

つまるところ、やはり視点移動がうまい。どっちの視点での物語展開が楽なのかわかっているし、どっちの視点を書いても満足させられるだけの技量がある。その作品的なすごさも感じました。

まあ、仮に主人公視点だけでも最高なんだろうなぁ、これ。

別れてしまった2人の話って、なんだか僕が求めるストーリーの一つであるように思います。

 

と、今日はこれくらいで。

情緒不安定さがあれで悲しくなりそうですがけなげにやっていきます。

明後日は奪ラブの発売日。テスト勉強がんばるぞい。

ということで、読んで下さってありがとこーざいました!

『継母の連れ子が元カノだった』感想

こんにちはー! 久々に学校の休み時間に読書ができたおかげで大変気分がいいとこーです。

今回はそんな休み時間に読んでいた『継母の連れ子が元カノだった』の感想を書きます

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

それではいきます。

今思うとこの作品は、ちょうど去年の今頃に元友だちもどきのクラスメイトが読んでいたものでした。

その当時は全く興味が出なかったのですが、いざ読んでみると、もうそれはそれは面白い。

既に3巻まで出ているのも納得できるだけどクオリティでした。

 

何より素晴らしいのは、視点移動の神業レベルのうまさだと思います。この作品は主人公である水斗と結女の2人の視点によって描かれます。

中盤まではこの視点移動が1エピソードごとになされるので、とても分かりやすく、悶えながら読むことができます。

ほぼ固定ヒロインレベルに強烈なケンカップル(カップルじゃないけど)のお話と、視点移動の相性は正直無茶苦茶やばいです。

多分ケンカップルだからこそなんですよね。もちろん固定ヒロインものの場合でも視点移動はすごく効果的だと思います。ヒロイン視点の主人公がどんなものなのかを知ることで、その糖分がより強まると思います。が、この作品はそれを更にはねあげる。しかもどちらかをサブのように使うのではなく、しっかりと両者の視点によって描かれている。この上手さは半端ないです。

なのに、それを余裕で超える終盤の追い込み方。視点移動のペースをより増やし、タイムリーにデートを描くことによってどんどん煽られる。そこに回想を入れ、クライマックスを演出。

1巻でここまで主人公とヒロインの関係に幸せを感じる作品、滅多にないです。視点移動ってここまで物語を演出しえるのか、とため息が漏れるほどでした。

 

 

と、それとは別に。

主人公たちが別れた理由の分かりみが深すぎてやばいんですけど!?

ウンウンわかるよ。嫉妬しちゃうよね、うんうん。それが悪いことだなぁって思って謝ったのにこっちの話されたらむってなっちゃうよね。でもって少しずつ嫌いになっちゃうくらいなら、別れた方がって思うよね。

まじで分かりすぎるし、可愛すぎる。主人公もヒロインも可愛すぎなんですよ!

何度も何度も言ってますが可愛さを含むかっこよさこそ至高! その点、主人公はかわいさばっちりの鬼かっこいい子だし!

でー、しかもなんですか。絶対こいつらまだすき同士でしょ。設定的に『ドメカノかよ!』とか思いそうになったけど、全く違う甘々純潔な作品なんですが。

 

何より半端ないのは終盤も終盤。

迷子の結女を主人公が見つけるシーンから、お家でダブル死亡するまで。

あそこ、ほんとにイチャイチャが凄すぎていい。早く結婚しろオブジイヤーを与えたい。名前がなかったり兄妹って関係だったりじゃなく、結婚してほしいよぉ.....

 

 

と、テンションがおかしくなっていましたね。

ともあれ今回はここで。

最近、以前は0がデフォだった一日のPvギリギリではありますが2桁に乗るようになってきました。

皆様のご愛顧に感謝を。。。

更新する時なんかだと、作品によっては100とか行きますし、本当にありがたい限りです。

感想のシェアとかほんとにしたいので、コメントとか読者登録、Twitterでのリプなど歓迎しております!

 

それでは読んでくださってありがとこーざいました!

『弱小ソシャゲ部の僕らが神ゲーを作るまで』感想

こんにちは、とこーです。

読書と勉強の狭間で揺れるぼっち学生の私でございます。

今は某作品の発売を今か今かと待っております。

そんな私ですが、今回は『弱小ソシャゲ部の僕らが神ゲーを作るまで』の感想を書いていきます!

弱小ソシャゲ部の僕らが神ゲーを作るまで 1 (オーバーラップ文庫)

弱小ソシャゲ部の僕らが神ゲーを作るまで 1 (オーバーラップ文庫)

  • 作者:紙木織々
  • 出版社/メーカー: オーバーラップ
  • 発売日: 2019/12/25
  • メディア: Kindle
 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

それではいきます。

この作品を読んでいて常に思っていたことがあります。

それは『むっちゃ熱い!』っていうことでした。

クリエイターもののラノベというのは、この作品でなくとも大抵熱いものです。冴えカノとか、僕リメとか。

ですが今作では、主人公の過去の経歴や憧れの茜の存在から、他のクリエイターものとは違う印象を受けました。

まず、設定からして違います。

彼らは部活動でソシャゲをつくる。そしてそのソシャゲ作りのための環境が整っており、各校が競い合うような状況。

その状況が、この作品がクリエイターものであると同時に極めて少年漫画っぽい印象を与えていました。

っていうか、ソシャゲ作りのために国とかの、システムもあるって、ほんとにそういうスポ根ものでありそうな設定ですよね。

けどけど!

ただの情熱ではなく、この作品の舞台はソシャゲ。相手がいるものですし、ただ闇雲にやればいいってものじゃない。

そんな、スポ根に似ていてクリエイターものに似ているストーリーでした。

 

今作において印象的であるのは2人の少女の存在です。

1人は主人公の憧れの存在である久連内茜。

もう1人は主人公が転校した先で出会う青木七花。

どちらかだけではこの作品はここまで熱くならなかったように思います。

作中、ところどころ思い出される茜の言葉は主人公とストーリーを先導していくようにしっかりと刻まれました。

なにかするときに言葉を思い出し、その熱で動く主人公はかっこよかったです。

 

その一方、努力家である七花の姿もまた、主人公とともにありました。

彼女が頑張る姿に主人公は心から感動しましたし、主人公がきつかったときに海に連れて行ってくれました。

高いあこがれと、隣にいてくれる人。

2人の少女は似ても似つかず、けれども主人公にとって大切な存在だと思いました。

 

そんなふうな熱い物語なのですが、それだけじゃないのが今作。

青春ラブコメの要素もしっかりあるんです。

と言うか、ここも結構肝。

いいですか。青春ラブコメですよ。ラブコメじゃないし、ラブストーリーじゃない。青春ラブコメなんですよ。

青春ラブコメ独自の苦しさとか、苦しさを吹き飛ばす勢いとか、友情とか、恋慕とか、そういうのがぐるぐるになって詰まってるんですよ。

これがラブコメだけなら駄作でしょうよ。ラブコメだけじゃない。

月ヶ瀬高校に七花たちが来た時の感動と言ったらもうね。

こういう、仲間感がたまらなく好き。

そして仲間だけじゃなくて、憧れのひとに認められるという展開もある。主人公の頑張りが報われて、一緒に走ってくれる仲間もいる。

そういうのが青春ラブコメ×クリエイター×スポ根なんですよ!!!!!

ほんと、まじいいです。

 

 

 

さて熱くなりすぎました。

こんな風に暑くなってない作品が面白くなかったとかではなく、純粋に作品によって感想を描きやすいかどうかがあるのですが、やはりここまで熱が乗るくらいには面白い作品です。

2巻も出る、とのお話を先日お見かけしましたのでぜひ読んでみてください。

それでは読んでくださってありがとこーざいました!

『隣のキミで頭がいっぱい。』感想

こんにちは、とこーです。

マジでテストが忙しくて泣きそうな部分もあり、読書量がゴリゴリ減っております。

そんな私を癒してくれるような作品、『隣のキミで頭がいっぱい。』の感想を書いていきます。

隣のキミであたまがいっぱい。 (MF文庫J)

隣のキミであたまがいっぱい。 (MF文庫J)

  • 作者:城崎
  • 出版社/メーカー: KADOKAWA
  • 発売日: 2020/01/24
  • メディア: 文庫
 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

それではいきます。

 

この作品はカクヨム発の作品でして、最近多くなっている固定ヒロインものでございます。

そして、そんなカクヨム発らしく、一つ一つのお話が短く、いわば短編を連ねる形でストーリーが進んでいきました。

 

だからこそ、この2人のイチャイチャが面白い。

何がいいって、100%イチャイチャなわけではなく、紛れもなく距離が存在してるところなんですよね。

そもそも敬語で話し合うくらいの距離感ですし。

でも物理的な距離はすごく近い。

そのギャップこそこの作品の魅力であるようにも思いました。

 

考えていることが嫌でもわかってしまうヒロイン。

そんな彼女の状況の辛さについての描写はところどころありました。

人は『相手が何を考えてるのか知りたい』と思ってしまう時がありますが、じゃあ実際にそれが出来てしまうとどうなのか。そんなの、汚い感情が流れ込んできてきついだけなんですよ。

そんなことを考えながら主人公は一緒にいることになる。

じゃあストーリーが暗いのか、と言われるとそうでもありません。

ストーリーが暗くなってきたな。。。と、思っていたらあっけなくその話が終わって明るくなる。

そんなに強く悩むことなんてなくて、日々が途切れては繋がってを繰り返しているように感じました。

私がよく読むものでももう少し繋がりがあったので最初は違和感もあったのですが、読み進めるとその感じが心地よくなっていきます。

行ったことないので分かりませんが、サウナみたいな感じなんですかね。

この切り替わりの程よさがたまらなく、面白かったです。

今作のメインヒロインが周囲に恐れられてるというのもポイントであるように思いました。

認知度の高さという点では『学校一の美女』みたいはポジションと同じですが、今回の場合はどちらかというとマイナスな感情が大きいです。

故に、ストーリーがマイナスに傾きやすく、そんな、暗さをマイドルにする物語構成。これがつよいんですよね。

 

 

またまた、明らかにキャラデザ的にも勉強ができそうなのに、そうじゃなくてむしろちょいダメ人間って。

状況が状況なので納得ではあるんですけど、そんな判断は度外視に可愛さを感じます。

ずば抜けて可愛い甘え描写とか照れ描写があるわけでもないのに、いい感じに会話が繰り広げられることでニヤニヤしてしまう種類の可愛さがありました。

如月サイドのストーリーを読むと、主人公サイドのストーリーに感じる萌えが増大しますしね!!

 

またまた、イラストも神でした。

水着も猫耳も神可愛いんですが。

ていうかそれ以外もなんですけど。

ハチャメチャに可愛くてパない。

ストーリーに振りかけられた数振りの砂糖によって、一気にその良さが爆上がりしてます、これ!

 

さて、今回はここまでとします。

こういった固定ヒロインものは感想が『萌えた』とか『尊死』とかで埋め尽くされて情けないものです。

それでは、読んでくださってありがとこーざいました!

『俺がラブコメ彼女を絶対に奪い取るまで。』が日に日に楽しみになるから再度語るほかない

こんにちは、とこーです!

2月も早いもので3分の1が過ぎました。2月1日にノベル祭りでラノベを大量買いしたわりには、買ったうちの2冊しか読み終えられていない私でございます。

じゃあブログを書いてないで読めよ、って話なんですよね。うんうん。マジで。そもそもブログは読書の延長線上にあるわけで、読書がメインに決まってるんですよねぇ。

さてはて、ではなぜこのブログを書いているのか。理由は簡単です。

 

推したい作品があるから!!

 

Twitterの方でもさんざん言ってますし、なんなら以前、同じ作品について語ったんですよね。

toko-96463.hatenadiary.jp

 それなのにまた書くとかPV稼ぎかよ、とか言われると残念ながら返す言葉がない次第です。

ただ!

前回はですね、今回紹介する作品のあらすじオンリーについてだったので少し語りが浅いんですよ!

あれから公式ページも作られ、キャッチコピーも出て、なんならそのキャッチコピーについてはちょいと色々あったのでそれについても語ります。

 

と、ここまで書いてきて今回どんな作品について書くかを説明していませんでした。

今回語る作品!

それは『俺がラブコメ彼女を絶対に奪い取るまで。』でございます!!

ではここから1つ1つ『期待している点』『語りたい点』をまとめていきたいと思います。

 

1.作品テーマ

こちらの作品はずばり『やれやれ系主人公的』な男子がいてそいつがモテている。一方、作品の主人公たる成瀬和臣は人気者だけど恋人がおらず『俺は人生の主人公じゃない』と思っている。

そんな主人公が、『やれやれ系主人公的』な男子を好いているヒロインたちを奪っていく、みたいなストーリーらしいです。あらすじだけの判断なので、確実ではないのですが。

ただ、どちらにしても面白そうじゃないですか!?

ライトノベルの主人公としてよく扱われる『やれやれ系』で『どこにでもいる』高校生。そんな男子とヒロインとのありふれた青春ラブコメ

その間に割って入ろうとするわけですよ!

いや、まぁ僕が知らないだけでそういう設定自体はあるんでしょうけど、僕の中ではとても斬新な設定です!

主人公がリア充、というのが増えているとはいえ、やはりリア充側が眩しく見えるときもあります。あまり別作品を引き合いに出すのは好きじゃないですが、チラムネの千歳くんも賛否あるキャラです。

更に、そんなリア充が、これまでのライトノベルで主人公とされていた立場の男子から女子を奪い取るストーリーなわけです。

これ、立場が逆なら紛れもなく胸糞展開ですよ……。

絶対合わない人には合わない作品になる気がします。

けどけど! それ故に今ならばこそ、くる作品じゃないかと思うわけです。

 

2.『合う人には合う』がきてると思う

これはあくまで、偏読家としての考えなので正しい根拠なんかはどこにもないのですが、最近は『メインヒロイン固定もの』と『合う人には合うけどそうじゃない人には……』という作品がきてる気がします。いわゆる、問題作とうたわれる作品が後者にあたりますね。

そういう作品が好きだから、というのもあるにはあるんですが、一理ある説でもあると思っています。色んなレーベルが出て、毎月何十と世の中に出ていく中、皆が面白いと思えるものはもちろんですが、それ以上に『合う人にはむっちゃ合う』というのが人気になってく気がするのです。

そう考えるとこの作品も、『合う人には合うけどそうじゃない人からするとうざさがあるかも?』な作品で、人気が出ていくのではないかなぁと思います。もちろんこの『合う人』の人口が少なかったらダメでしょうけどね。

 

3.キャラクターをば

と、ここまでは作品の分析になりました。人気が出るかどうかとかどうでもよく、ただ趣味が合う人と語り合えればそれでいいんですよ。

ということでここからは、前回の記事ではまだ出ていなかったキャラクターについていきますよ!

HPの方を参照しながらだとより楽しめるかもかもです。

fantasiabunko.jp

 

1.成和臣

今作の主人公です。2年生のようですね。

自信家で、なおかつ努力家。更に勝利のために手段を選ばないときましたよ。

この、僕が好きな要素全部盛りな主人公なんですかまったく!

いやね、努力家やら手段を選ばないとかはあるんですよ。そこに自信家をしっかり混ぜてくれるという、このね! マジで分かってるとしか思えない最高のもりもりですよ!

で、リア充という要素まである、と。

主人公で読むラノベを決めるときでさえある僕の琴線に触れまくりの主人公でした。

 

2.熊

表紙の女の子ですね。あらすじの文を見るにこの子が、『やれやれ系主人公的』な男の子の幼なじみっぽいです。

家庭的なのに天然という、幼なじみヒロインの権化のような設定でございます。

これポニーテールってやつですよね、多分(違うかも)。

おろした瞬間のギャップがありありと想像できます。また、個人的にはちょこんとついてる花(のピン?)みたいなのも可愛いです。

全体的に赤がイメージカラーっぽいですね。

あと、あと! とらのあなさんの特典はこの子のタペストリーらしいです。送料込みで、自分だと2000円超えちゃうのでちょい迷い中なのですが。

主人公と同じクラスらしいので、一巻は(一巻完結の可能性ありますが)この子との絡みが多そうです。

 

3.鹿彩夏

こちらは1年生です。しかもアイドル、というまたまたわがままな盛り合わせ。

愛称は『アーヤ』らしいです。

キャラ紹介のところのイラストが確実に赤面してるのとか、なかなかに可愛いですが、多分ここで撫でてるのは『やれやれ系主人公的』な男の子の方なんだろうなぁ……。

また別作品にたとえてしまって申し訳ないのですが、いもウザの彩羽みたいだなぁと思いました。髪型か、台詞のからかってくる感じとか。でも、あのうざい妹より遥かに攻めに弱そうだなぁ、と思います。なんとなくのイメージカラーは黄色ぽい。

 

4.沖琴乃

こちらは2年生で委員長キャラ。

品行方正、というTHE委員長なわりに『やれやれ系主人公的』な男の子相手となるとめたんこデレてるんですが、大丈夫っすか……

人を寄せ付けない雰囲気がある子もまた、いい。

その一方でなんか不穏な発言してるんですが。起床管理とか怖いんですけどぉ。

若干ヤンデレみが入ってるのでは……と思わなくもない子ですが、こういう子ほど、リア充である和臣くんには厳しく当たってきそうですね。

2人の男の子の間での態度の落差が肝になりそう。和臣くんとはクラスが違うようなのでどう絡むのかも気になります。

っていうか、この後触れる『やれやれ系主人公的』な男の子と苗字が同じなんですけど、双子の妹なのですか、これは!?

キャラ濃いな……。

イメージカラーは髪色的にも青でしょうか。

 

5.黒奈美玖

こちらも2年生。和臣くんと同じクラスです。

『沼底の魔女』などと呼ばれ校内で浮いているらしいのですが、このキャラについてはあまり分かるところがないです。

校内で浮いている、というのは分かりますがそれは、『やれやれ系主人公的』な男の子と関わりがないということなのか、それともばっちりヒロインとしているけど、『やれやれ系主人公的』な男の子以外からは浮いてるのか。

どちらにせよ、明らかに他の3人と異なった感じで扱われそうです。他の3人はカラーイラストも公開されてますし、なんなら特典でSSもあるようですがこの子はそれがありません。

和臣くんの味方的になりそうかなぁ、と推測しております。

 

6.沖津優太

これまで触れ続けている『やれやれ系主人公的』な男の子。もうずいぶんとモテモテな状態のようです。彼と和臣くんとの絡みも注目ポイントです。

 

 

 

さて、こんなところです。

なんでも熊谷花、鹿野彩夏、沖津琴乃の3人は三大美少女と呼ばれているらしく、そのことから考えても極めてラノベ的に書かれてるなぁと感じます。

 

 

4.キャッチコピーのあれこれや

先日、この作品について富士見ファンタジア文庫公式Twitterのツイートがありました。

そこに書かれていた一文についてのお話を少々

 

 

こちらの『すべてのラブコメを過去にする』の一文です。

これ、『俺を好きなのはお前だけかよ』のキャッチコピー的なフレーズなんですよね。

それを、富士見ファンタジア文庫の方が知らないとはとても思えませんし、知っていたうえでただなんとなくそのフレーズを使ったようにも思えません。

もちろん普通にかっこいいフレーズなのでそれを使ったというのも考えられるのですが……

しかし、もしもですよ!

あえて、このフレーズを使ったのだとしたら。使っても、決して負けないくらいの自信があるのだとしたら! こいつはなかなかに楽しみじゃないですか!

 

確かに俺好きのように、ヒロインが最初は主人公とは別の相手に恋をしています。

じゃあ俺好きのようになっていくのか?

それだと、ただの二番煎じな気がします。

設定諸々のラノベっぽさは俺好きに通じるところがありそういう意味では『似た系統』のものであることは確実です。

そこからどういった個性が出てくるのか。主人公がリア充であるとい設定を上手く拾っていけるかどうかが肝になるかなぁと思います。

 

5.発売は2月20日

ここまでご紹介してきたこの作品はもうすぐ発売です。

略称はどうやら『奪ラブ』らしいのですが(略称なのかそれ、と思った部分はある)、それに関する新情報が公式さまからなかなか出てこないんですよね。

で、聞くところによるとドラゴンマガジンには試し読みが載ってるらしいんですよ!

もうそれが読みたいんですが、ノベル祭りに費やしたお金&チラムネに費やしたいお金を計算すると今は財布のひもを締めるときなので諦めています。

そこで、さきほど、作者さまである戸塚陸先生の前作の試し読みをしてみたんですよ。

それ読んでみて、戸塚陸先生は文章的にも非常に読みやすいのでなおさら楽しみになりました。

但し、わたくしはテスト近いのですぐ読めない可能性もあるという……

すぐ読んで語りたいのにぃ。

などと思いながらも、今回4000文字ほどでだらだらと語らせていただきました。

こんなブログ書いてもあんまり意味ないのは分かってるんですけど、タイトルや設定やイラスト、全部僕好みなので僕的には凄ーく面白いと思うんですよ。

#奪ラブ のツイートが公式さま一件とそれを見てすぐした僕のツイート一件であることについてはもう何も言わん。発売前から騒いでる僕がおかしいだけで発売後はTLがそれで埋め尽くされますからきっと。

 

それでは今日はこの辺りで。

ラノベ読める頻度が減っておりますが3月にはいると少し落ち着きます。

それまではゆるゆる更新していきます。あ、あと関係ないですけどチラムネのなずなちゃんのイラストが好みなので見てみてくださいな。

 

それでは読んでくださってありがとこーざいました!

俺がラブコメ彼女を絶対に奪い取るまで。 (ファンタジア文庫)

俺がラブコメ彼女を絶対に奪い取るまで。 (ファンタジア文庫)

  • 作者:戸塚 陸
  • 出版社/メーカー: KADOKAWA
  • 発売日: 2020/02/20
  • メディア: 文庫
 

 

『今はまだ「幼馴染の妹」ですけど。』感想

こんにちは、とこーです。

ノベル祭りで欲しかったラノベ大量買いし、ほくほく気分の私です。

今回はそんな作品のうちのひとつ、『今はまだ「幼馴染の妹」ですけど。』の感想を書いていきたいと思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

それでは行きます。

タイトル的に、最初は所謂幼馴染キャラの妹の方に魅力を感じながらも、幼馴染キャラの方とも恋が。。。的なハーレムものだと思っていました。

そういうのは斬新さがあるけど、買うほどか。。。? と思って買っていなかったのです。しかし、そんななか、この作品に人の心がないという噂を耳に挟み、一気に興味が湧きました。

 

ストーリーの始まりは最近よくある固定ヒロインのイチャラブものかな、という感じでした。主人公の素っ気なさとか、それだけでグッジョブ。

そのまま行くのか、と思いきや回想。

そこで主人公や、灯花との邂逅についてが語られます。

綺麗なシーンでは、いい具合に雰囲気が臭く、読み応えを感じます。ベースが暗いので気が沈む感じはありますが、その分装飾がしっかりなされている印象でした。

更に、灯火との会話も含め、雰囲気が統一された感じで進んでいくのはしっくりきました。

 

で、そんなふうに暗いストーリーになるかと思いきや、今度は灯火が攻め、デートやらをしていく流れに。

主人公があくまで冷静に、淡々としている。なのに地の文や会話が面白く、読んでいる側としてツッコミたくなる。

そんなところのセンスを感じました。

 

そんなこんなで『お、お、いい感じじゃん』と思っているところに、ようやくずどーんと重いアレがのしかかって来ました。

固定ヒロインとイチャイチャするだけでもこれ、1冊書けたのにどうしてこんな突き落とすような真似をするんだ。。。そんなことを思いながらも、同時にそんな展開に面白さを感じました。

絶望が好きな訳では無いですが、こういう展開は大好物なのです。

灯火が流希にうつり変わっていく。『まだ幼馴染の妹』なのって、そういうことなのかよ!? と叫びそうになりました。

さらに!

この絶望展開に被さるように主人公の過去についての片鱗も見え隠れしていくわけです。これもまた重いことこの上なく。でもだからこそ主人公という人物の人間味が出てる気がしました。

 

その後、主人公は灯火が流希にならないよう奮闘します。具体的には彼女の家に行くわけです。

ここに至るまでの主人公の秘めた熱さのようなものも好きだったのですが、心に残ったのは主人公の過去についての話でした。

〈陽星が持つ自分に関する記憶〉を大事にしていた。そのせいで罰を受けた主人公。そこがほんとに好きです。

このえぐみが、ドンドン深めてくれる。なのにストーリーの本筋にある話ではない。しかも、こうして過去について語り、一見ハッピーエンドに見えたのに、第2弾の絶望が投下されるんです。

いい意味での物語っぽさが感じ取れました。

 

けど、ですよ。

これ、ホントに絶望なのかなぁ、と思わなくもなかったのです。

それはこの物語全体を通して言えることな訳ですが。

灯火が抱いていた『自分が死ねばよかった』という思いを、主人公は流希ではなく灯火に生きて欲しいと語ることで晴らします。

それに主人公が消えそうになっていたのも、灯火が主人公のことを大切に思っていたからです。

しかも最終的にはハッピーに2人が過ごせて、終わっていると来ました。

。。。これ、ほんとに普通に幸せなお話なのでは?

噂を聞いていたので絶望が押し寄せてくる身構えができていた、というのはあるかもしれません。

でも、もうこの『幼馴染の妹』という括られ方であくまで幼馴染ではなくなっているキャラの愛おしさをとことんつきつめた作品、という印象を受けました。

。。。流石にこれは穿った見方な気がします。

 

ただ与那城との仲直りから逆さ流れ星に至るまでのお話には希望を感じたし、前半のイチャイチャよりもよっぽど明るくなっていました。

で言うか、そこの明暗の差がたまらないんですよ。

淡々としてるのにほんのちょっとの熱の違いとかがすごく上手く描かれていて、いい。

ストーリーは後半の方が暗いのに、ですよ! 

そういう所含め、絶望の使い方を分かってるなぁと感じました。

 

 

 

人の心っていうか繊細な恋心のプラスとマイナスを、入れたいところはバッチリ入れてカットするところは描写しすぎずに、よきラブコメを書いているなぁと感じました。

想像とは違いましたが、こういうのも、また最高です。

 

それでは今回はここまでとします。

最近は書く方もやっていて忙しく、テスト期間にも突入するので更新も遅れます。

それでも読者登録をして、読んでくださると嬉しいですm(_ _)m

それでは読んでくださってありがとこーざいました!

『クラスで一番の彼女、実はボッチの俺の彼女です』感想

こんにちは、とこーです。

もう今年も1/12が終わりまして、時の速さを実感しております。光陰なんたら、みたいな言葉もありましたよね。

さてさて、そんな私とこーがタイトルが出た当初から気になってた作品『クラスで一番の彼女、実はボッチの俺の彼女です』の感想を書きます。

クラスで一番の彼女、実はボッチの俺の彼女です (角川スニーカー文庫)

クラスで一番の彼女、実はボッチの俺の彼女です (角川スニーカー文庫)

  • 作者:七星 蛍
  • 出版社/メーカー: KADOKAWA
  • 発売日: 2020/02/01
  • メディア: 文庫
 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

それではいきます。

タイトルからわかる通り、これはメインヒロイン固定モノです。

天使様やしおあまみたいな作品でして、所謂ニヤニヤを感じることが出来る作品となっております。

でも、です。

最近そういう作品多いですよね。それでも尊いには尊いからいいんですが、何か尖ったものがないと面白くないのでは??

そんな風な懸念もありました。実際、甘々は好きですけど、甘々をただ味わうなら一作推せる作品を見い出して、何度も読めばいいだけですから。

しかし!

この作品は違った!!

この作品、読んでて『甘々』すぎないんですよ!

どういうことか。それはストーリーの説明をしながらご説明します。

 

主人公はボッチ、ヒロインはクラスで一番の完璧美少女で人気者。

そんな2人の恋を描く作品です。

既に物語が始まった時点で付き合っており、その付き合う前の話は前半、そして後半に主人公とヒロインの視点で語られました。

 

主人公は友達の不確かさから、そんな関係をいらないと思う男子です。ボッチというのはこれまでにも多くの作品で扱われていますけど、なんとなく俺ガイルの八幡に似てる気がします。

そんな彼だからでしょう。ヒロインがみんなの期待に答えるために演技をしていることを見抜くのです。

。。。ほんと俺ガイルみが強い。

ただ! そんな俺ガイルみがあると思いきや、そこからは違うんですよ。

彼はそう言う演技を否定しません。むしろ褒めるわけです。

ヒロインをトップカーストとしてではなくありのままで見る。

そういうのはありきたりといえばそれまでですが、最高に萌えますよね!!

 

で、そんな風に付き合った2人が、主人公のおうちへ行くのが前半です。

ここはかなりの日常パートで、この作品の基礎を固める場所のように思いました。

ボッチが主人公のラノベでありながら地の文過多になりすぎず、会話文で展開するストーリー。テンポよく、かと言って良すぎないことによってストレスを生じる可能性すら与えず進む軽いセリフ回し。

これは、本当に凄い思います。この作品、『イチャイチャがガチ』なんですよ!

彼氏彼女がいて、ドキドキするのは誰でも一緒。大切に思うのも当然。それ故に甘々なイチャラブがよいわけですが。

この作品におけるイチャラブは時に甘く、時に『イチャイチャ。。。?』と言うくらい攻防じみている。the高校生カップルなんですよ、これー!

炭酸ジュースのような感覚は、甘さをひきたてますし、甘さまで行かないストーリーへの焦れったさもあります。寝る前の甘えるシーンとかね、急激な甘さが胸にずキュンときた。

 

 

ですが!

そのお家訪問イベントよりもドキドキするのが、主人公の中学時代からの後輩女子です。

ヒロインしか知らないと思っていた主人公の魅力を知っている人が現れる、というのは辛いですよね。交際期間もそこまで長くない以上、不安に煽られる気持ちも分かります。

そして嫉妬展開になるのは主人公も、です。

ヒロインと同じくトップカーストである男子を見て、似合っていると思って、負けを認めてしまったのでした。

それ故に!!!!

主人公の方から無意識下に甘えちゃうあの展開、やばいんですけど!?

主人公、可愛すぎてヤバス。

かと思ったら、そのあとのヒロインも可愛い。嫉妬ににやけてしまうという初々しさ。

これ、ほんとこの作品のいい所だと思います。ここのシーンも決して甘々な訳では無いのに、主人公たちの人物像には適している甘々のスタイルを貫いてるんです。

 

ドッジボールの話も、いいよね。

主人公の意見に同感しかなくてビビりましたよ。ボッチ主人公としての共感性も、あったのは印象的。

あとヒロインが見てくれてるってところが本当に実感できて可愛かったです。

 

 

中盤から終盤にかけては、一気に事件がふたつ詰め込まれました。

廃部のことに、ヒロインのよからぬ噂のこと。

詰め込んできたなぁ、紙幅ゥと思いました。

生徒会長、キャラ濃いのに1巻ではここで終わりか。。。2巻でたら(出て!)生徒会長、もっと絡んできそう。

卓球部にはっきり言っていたところを見ても、主人公はあくまでボッチを選択しているだけであって、トップカーストへの僻みみたいなのはないんですよね、そういうところも割と好感度高いです。

ヒロインの噂については、序盤で語られた主人公の苦手なことについて、ヒロインがいたことで変わったという成長を示すものでもありました。

ボッチを選択している主人公が手を出すべきじゃない、と拒絶される主人公。そんなところに妹が来て話をする訳ですが、

『クラスメイトでも彼氏でもない』という言葉を使って、あくまで主人公が何をしたいか問うのが、ほんと好きです。主人公も保健室で言ったように『彼氏だから』とかそういう風に言ってヒロインを助けるのもいいですが、やっぱり理由は関係性やシステムではなく自身の感情にもってくるべきですし。

その点で、初めてしっかりと好きという言葉が出て、そこから動き始めるのは最高でした。

。。。。俺ガイル臭バンバンするのも、いい。狙ったのかたまたまなのかは分かりませんが、あくまで主人公らしく選択をしていくのが本当にいい。

初めは自己犠牲のもとに助けようとしながらも、結局は協力することを決める主人公。ヒロインに手伝ってもらったその日からの成長が伺えます。

そして始まる事件解決パート。トップカーストの男子、水田との対面です。

水田のメンタルがアウトだろ。。。と思うところでありますが、実際、みんなの理想像を演じようとしたらあれくらい追い詰められるのもわかる気はします。

ただ承認欲求って単語は、冗談としても、真面目な感じとしても今作で使われることの多い単語でした。

それは、誰にも内緒な2人の恋との対比のようにも思えましたね。

まあそこよりも、僕は主人公の告白シーンの方が感動しました。

それまでのエピソードをかんがみて、しかも、ヒロインが言ったことを言い返す。そんでもって。付き合い直すという形で関係修復。

深くにもうるっときました。

ヒロインと主人公の問答とか、最高すぎません!?

可愛さが一気にmaxになるのずるい。

でも、ですね!

この作品らしいのは、付き合い直すことになったからといってベタベタしすぎる訳ではなく、普通にお昼に友達のところに行くところなんです。

このもどかしさ! 甘々じゃない、ぴりぴりでもない、この距離感が最高です。

 

エピローグでは無事、文芸部にヒロインが加入。

なんとなくハーレム感を出しながらも2人がしっかり内緒の関係であることを述べ、エンドでした。

 

 

全体的に気になったのは、『リア充』という言葉をあえて用いずにヒロインや、水田の立ち位置をトップカーストという言葉で表現してきたことでした。

リア充=トップカーストという構図から、リア充=リアルが充実してる人▶だからカーストで分けてそういうので表すのはよくないとなっています。

それは彼女持ちの主人公もリア充と呼べなくもないですし、ボッチもトップカーストとともに選択の結果であることを明示し、その上でカーストの存在については明確に表していました。

ハイブリッド系主人公、マジで好きなのでそういうささやかな工夫も好きです

ボッチ主人公的共感性を持っていて、彼女がいる。

そういうのを待っていたんですよ

しかもあまあま過ぎて糖尿病になったり、にやけすぎて顔が溶けそうに緩むものではなく、バランスの良い甘々がある。

うんうん、この作品は僕後のみですよ。

 

 

などとまとまりのないことを言ってしまいました。

もう遅いので寝ることにします。

それでは読んでくださってありがとこーざいました!

『探偵はもう、死んでいる。2』感想

こんにちは、とこーです。

一昨日、昨日に続きまして本日もPVがこれまでにないくらい伸びており、とても調子に乗っております。

そんな私ですが、今回はついに、たんもしの2巻を読みましたので感想を書きたいと思います。

探偵はもう、死んでいる。2 (MF文庫J)

探偵はもう、死んでいる。2 (MF文庫J)

  • 作者:二語十
  • 出版社/メーカー: KADOKAWA
  • 発売日: 2020/01/24
  • メディア: 文庫
 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

それでは始めます。

1巻の頃から明らかに闇鍋なこの作品でしたが、今回は尚更闇鍋でした。ジャンルが移る移る。これあれですかね。ジャンル車を回るハムスターでもいるんですかね。

 

そんなわけで始まったストーリー。

初っ端は君塚たち4人が誘拐された、というところから始まります。まず、なんでこいつらあっさり誘拐されてんだよっていうツッコミもありますが、それ以上に最初の最初から会話のテンポが引くくらい良いですよね。

会話テンポのよさは確かにミステリじゃ絶対欠かせないものですけど、普通そういうのってもう少し核心に迫ってからじゃないですか?

プロローグの時点で笑いが溢れるとかやばい。

さらに、そんな中でもシエスタが登場し、本題に入ります。

ピントをずらしたり、フォーカスしたりという応酬がうますぎるなぁと思いながら、まさかの学園編に。

 

さすがにスピンオフでやると思ってた学園編を堂々と導入するどころか、ハチャメチャなまでにキュンキュンする描写もある。

かと思えばコメディが強くなる。切り替えが早すぎる、なのに混乱しない。闇鍋だけれども進行は丁寧。伏線はしっかりと引かれており、しかも伏線回収も『あれ? そうだったっけ?』みたいに読み返す必要ないくらいに自然。学園編であることへの違和感すらないくらいにさも当然にミステリでした。

 

そしてところは変わって、vsケルベロスのお話。

イチャイチャ甘々でからかいのあるシエスタと君塚の会話はとにかく、ヤバすぎる。

ホントのホントにその会話だけで1本作れるし、それで満足だと思うくらいには尊い

そして、君塚自身もそれなりに優秀すぎる。ただの金魚のフンじゃなくて、れっきとした助手であることが実感できます。

更に。

バトルシーンになると激アツでした。

vsヘルになると、正義をぶつけ合うような会話とバトルが繰り返される。これまでのコメディはなんだったのかと思うくらいに熱くて、もの凄いバトルアニメを見てる気分です。

かと思えば!

君塚がシエスタに怒るところとか、もうそれだけでいいラブコメすぎて泣きます。感動の雨あられですよ、ほんとに。

で、で!

その後! 無事ふたりが戻った時の2人のやり取りがにやけまくれる。

「君、私のこと好きすぎじゃない?」 P140L10

のところとこ、神すぎです。君塚、主人公と言うよりもはやヒロイン。。。。

 

 

さて、その次のお話は赤髪の少女アリシアの登場です。

表紙の少女ですし、その前の章でのヘルの話もあって、さすがに彼女については疑いました。というか、多分そうなるように描かれてたと思うんです。

あれについてはおそらく、主人公もシエスタも、分かってて、読者も察した上で尚も進んでいく。そんなストーリーだったように思います。

ズレていくシエスタと君塚。ズレていくからこその尊さみたいなのもまた、二人の関係から伺えました。

とはいえ、この章で一番よかったのはラストですね。シエスタのセリフ。

あれはずるかった。

やっぱりこの作品はただ、ジャンルを突っ込んでるんじゃなくて引きのタイミングが絶妙過ぎると思うんです。

 

 

で、最後の章。

こちらは1巻でも語られたシエスタの死に際の話でした。

そう分かるからこそ、怖かったです。シエスタが死んじゃう。その感覚がありすぎて、読んでいけば読んでいくほど怖かったですし、君塚を応援したくなりましたね。

君塚をシエスタのもとに送って暮れる時のシャルのセリフも無茶苦茶心に来ました。

でも、シエスタには君塚しかいないってどういうことなんでしょうか。確かにシエスタにとって君塚が特別なのは事実ですけど。

2章でヘルと君塚が話していたことからも、君塚が特殊な何かを持っていることは確実と言えそうですが。

 

で、シエスタのもとに駆けつける君塚。

ここからの流れは圧巻です。

終始感動。普通のイチャイチャでさえ感動するのは、分かっているからでしょうか。

最近はやりの1人だけのヒロインのラブコメとかも『必ずヒロインとくっつくんだろうな』というなんとなくの予想があるからこそ生じる面白さがあると思うのですが、それは今作でも同じです。シエスタは紛れもなく死んでしまう。だからこそ、一つ一つが悲しいし嬉しいと思えるのです。

てかラスト10Pくらいに感動が詰め込まれすぎてる。

君塚が叫んで、シエスタがあれこれやって。それを、凝縮し尽くすことでどばーっと溢れてくるものがある。最高ですね、これ。

 

けれどそれより何より1番良かったのはシエスタサイドでしょうか。

シエスタ、可愛すぎる。

普通のラブコメのヒロインとかの比ではなく、なんなら可愛さとかでは無い何かだよ、これ。

しかも探偵の鑑すぎるんですよ、この人。

好きすぎる。なんで死んじゃうんだよォ、と思いますよ、まじで。

 

最後に明かされた真実も、なかなかに衝撃的な気がします。夏凪の誕生秘話的なものも明かされたわけですし。

彼女はただシエスタの心臓を引き継いでた訳でもないみたいですし。

今後どうなっていくのか。

シエスタは今後登場しないのか。

でもまじな話、このシリーズが長く続くなら再登場は不可避だと思うんですよね。そりゃもちろん他のキャラも人気ですけど、ここまでシエスタが押し出される以上、作品の顔と言えるのもシエスタなわけで。

3巻、4巻完結とかなら分からなくもないですが。。。。

どちらにせよ思うのは、どうかシエスタがもう一度幸せになって欲しいということです。

 

 

さて、また書きすぎた。。。

それでは読んでくださってありがとこーざいました!

期待度MAXなとこー的期待作

こんにちは、とこーです!

今月の総PVが1000を超え、とてつもなく調子に乗っております。

このままの流れでたんもしに手を出そうと思ったのですが、チラ見した最後のページのせいでドキドキしてなかなか読めないという初恋男子の心境に陥っております。

そんな私ですが、調子に乗りまくり、今楽しみにしてる新作ラノベについて語りたいと思います。

そういうのうざいとか思われそうだなぁ。。。と思いつつも、楽しみなものは楽しみと語りたいのですよ。

ということで今回お話するのは2作品です!

では早速始めます!

 

①クラスで一番の彼女、実はボッチの俺の彼女です

最近増えている、1人のヒロインと主人公がイチャつくラブコメです。

天使様やら、しおあまやら、最近ほんとにこういう作品は増えているなぁという印象を受けます。個人的にこの手の作品に最近はまってるんですよ!

天使様マジ、いいです。しおあまも早く読みたいです。。。

 

で、そういった作品ってかなりの確率で人気の美少女×冴えない(と少なくとも周りは思っている)男子なんですよね。

この作品もそのご多分に漏れず、ヒロインはクラスで1番の美少女で、主人公はボッチとなっております。

そんなこの作品なら『ありきたりになっちゃうのでは?』と思ったんですよ!

でも! 主人公に惹かれました!

主人公はいわば選択ぼっち。この手のラブコメで欠かせない『○○さんって可愛いよなー。え? お前、狙ってんの』からの『お前がそんな風に誰かに恋をするなんてな』的な友人ポジがいないんですよ!

。。。試し読みしすぎると楽しみが減ると思って一部しか読んでないのでもしかしたらいるのかもですが。

しかも、付き合ったところから話が始まるわけです。

その、まず最初の設定に惚れました。

もう、完全に僕好みの作品です。

 

けれど、それだけじゃないんです。

そう、それは先程誘惑に負けて試し読みをした時のことでした。思ったんです。

『。。。なんだこれ、甘すぎないだと!?』と!

そうなんです。

この作品、少なくとも私が読んだ範囲の中では完全な甘々作品じゃないんです。

。。。まあ甘々で本番な展開に入る前に楽しみを取っておくために読むのをやめたというのもありますが。

ともあれ、常に甘いわけじゃないんですよね。言ってみれば俺ガイルのようなぼっち主人公作品にあるような刺激もある。会話のテンポは甘さだけでなく笑いもあり。

カレカノの関係にあるふたりの日常を見事に切り抜いたようなフワフワな作品なんですよー!

ほんとにね、もう楽しみなので!

この手の作品はもう色々読んでるし。。。と思う方にもぜひ読んでいただきたい!

発売日は2/1! それまで私も試し読みの誘惑と戦います。

 

 

俺がラブコメ彼女を絶対に奪い取るまで。(ファンタジア文庫)

俺がラブコメ彼女を絶対に奪い取るまで。 (ファンタジア文庫)

俺がラブコメ彼女を絶対に奪い取るまで。 (ファンタジア文庫)

  • 作者:戸塚 陸
  • 出版社/メーカー: KADOKAWA
  • 発売日: 2020/02/20
  • メディア: 文庫
 

こちらの作品の主人公は先程の作品とは違ってリア充です!

そう、リア充なのです!

けれども、『俺は人生の主人公じゃない』と思っているのです!

これ、よくないですか!?

リア充である主人公が『主人公じゃない』と思うパターン!

これ、私が兼ねてより読みたかったやつなんです!

ということで、まずもって主人公が私好みでポイント高いのです!

で、更に!

彼がライバル視するのがヤレヤレ系主人公的な相手なのです!

言ってみればこの作品はこれまでのラブコメのポジションを全く逆にしたようなものと言える気がします!

ヒロイン強奪ラブコメ

それが公式様が銘打ったこの作品のジャンルなのです。

これ、絶対に、ヤレヤレ系主人公的ポジションの男子が主人公なら炎上案件ですし、リア充側とか嫌われまくるんですよ。

だと言うのに、このテーマを出す!

そのことがそこはかとなく私の期待を煽りました。

更にですよ!

イラストを担当する昆布わかめ先生!

この方の絵をpixivでチラ見しましたが、もうパないのです。

このテーマにあれほどの絵が来るとか最高すぎますよ、絶対。

イラスト公開楽しみすぎる。

あらすじの情報がもっと深ければ多分さらに語れる!!

 

で、ひとつ懸念があるとすればあらすじを見ても既にそれなりの数のヒロインが出ていることです。

これらのヒロインの魅力を殺してしまおうものなら、一気にこの作品のよさが失われてしまう気がします。

リア充主人公だからこそ、チラムネのようにヒロインについても上手く描き、一人一人に萌えられるような作品であれば、もうチラムネ並に推しますよ、私は。

そんなこの作品の発売日は2/20

奇しくも私は試験準備の最中なのでAmazonさんのお世話になりそうです。まじ楽しみなので勉強頑張れますね。

 

 

 

と、これくらいで終わりとしたいと思います。

たんもし、ほんとに読みたいんですけどね。。。

如何せんシエスタの尊さにやられた勢なので、死ぬ前の話とか怖いんですよ。。。

それはともかく!

ご紹介した2作品、ぜひ発売したら読んでみてください!

偏読家なだけあって、面白い作品への嗅覚はある(と思いたい)のです!

それでも読んでくださってありがとこーざいました!