ライトノベルにありがとこー

『好きでワクワク』をコンセプトにしたラノベブログです。

【ネタバレなし】チラムネのSS読んでくれ、って話

こんにちは、とこーです。

もうすぐ2022年も終わりですね。今年はどの作品で読み納めようかなぁと思いつつ……最後の最後にめっっっちゃチラムネ語りしたいので、急遽ブログを書いております。

 

トピックは……ガガガ文庫15周年記念フェア in Melonbooksで12月20日から配布開始されたスペシャルブックレットVol.4に収録されている『千歳くんはラムネ瓶のなか』のSSでございます!

 

こちら、見開き2P程度の短い話なのですが……これが、本当によかったんです。なので今回は「どこが良かったのか」をネタバレしないように書きます。

というわけで、さっそく行きましょう!

 

 

 

1.どんな話か

これは事前に言われていたように、原作7巻まで読んでいることが前提の話となります。過去にメロンブックス様のノベル祭りで配布されたSS同様、原作で語られていない一場面が切り取られ、描かれています。

登場するのは“あの子”と“あの子”、それと朔(でもほとんど朔の存在感はないです)になります。“あの子”と”あの子”が○○をする……という話です。

 

 

2.どこがよかったのか

”あの子”と”あの子”、二人を推している方には絶対に読んでいただきたいお話でした。まず”あの子”。SS中で”あの子”らしさを見せる言葉を口にするのですが、それがものすごくいい。それを言ってくれるのが”あの子”だよな、ってなりました。きっとみんなが好きな”あの子”は、”これ”を言えて、”これ”をできる子なんですよ。

そしてもう一人の”あの子”の本音とも弱音ともつかない一面が見えるのもポイントです。これを読んだ後で7巻を読み直すと、解釈変わりそう……。っていうか、少なくとも解像度は爆上がりです。さらに”あの子”が好きになりました。

そんなわけで”あの子”と”あの子”推し必読なのですが、それだけではありません。7巻を読んだ方ならわかると思いますが、作中で傷ついてしまった子たちがいます。ここではあえて「傷つけられてしまった」と表現しましょう。このSSを読むと、そんな彼女たちも『千歳くんはラムネ瓶のなか』の登場人物であり、今後も月に手を伸ばし続けていくんだ――と改めて実感させられると思います。

そういう意味では、八巻発売までにぜひ読んでおくべきSSだと思います。たくさんの人に読んでもらって、たくさんの人と語りたい……。

 

3.でも入手が……

あれこれ言いましたけど、やっぱりフェアの景品って入手難易度が高いですよね?

実を言うと私も、チラムネを追い始めるまではフェアに興味を持ったこともなかったですし、数ページのSSのためだけに何冊も買うというのはハードルが高いと思います。なので、ここからはちょっと雑談ベースで、おすすめのガガガ文庫作品をご紹介。

 

と、その前にまずはフェアのルールをおさらいしておきます。

期間中、ガガガ文庫の商品をお買い上げいただくと、500円(税抜)ごとに「1レーベルポイント」がもらえます。たまったレーベルポイントに応じて、豪華景品と交換頂けます。(フェアページより抜粋)

スペシャルブックレットは「6レーベルポイント」が必要なので、だいたい5~6冊ほど買う計算になりますね。もちろん、ほかのグッズを集めようとするともっとすごいのですが……。

近くにメロンブックスがないよ!という方も大丈夫です。こちらのフェア、通販サイトでも実施中でございます。ただし実店舗と通販サイトでレーベルポイントを併用できないのでご注意を。

なお、交換は2023年6月30日までになっています。もちろん景品がなくなってしまうとそこまでですが、そうでなければ月に一冊ペースでも問題なしです!

 

フェアの詳細はこちら(フェアページに遷移します)

ではでは、ここからはチラムネ読者でも楽しめそうな作品を数点ご紹介!

全てメロンブックス様のURLを貼っておきますね。

 

楽園殺し(著・呂暇郁夫)

こちらは裕夢先生と同期の呂暇郁夫先生の作品です。チラムネと同じ回に受賞し、同月に発売された『リベンジャーズハイ』の続編的なお話になっております。なんでも、この作品が発売に至るまでに裕夢先生の熱いプッシュがあったとか……。

熱く迫力のあるバトルシーンが魅力のお話です。表紙も最高にかっこいいのでぜひ!

楽園殺し 呂暇 郁夫(著/文) - 小学館

 

夏へのトンネル、さよならの出口(著・八目迷)

こちらも裕夢先生と同期の八目迷先生の作品です。劇場アニメも公開されていたので、ご存じの方も多いのではないでしょうか?

何を隠そう、私も福井旅行中に劇場版を見に行っております。映画ももちろんいいのですが、原作は原作の魅力があります! 〈時と四季シリーズ〉と題して、「春」「秋」の作品も発売しているので、併せてお楽しみいただけると思います。

夏へのトンネル、さよならの出口 八目 迷(著/文) - 小学館

 

青春絶対つぶすマンな俺に救いはいらない。(著・境田吉孝)

この作品は、チラムネと真逆と言ってもいい作品です。主人公は超負け犬。朔と違って勉強も運動もできないですし、友達もいなければ割とクズでダメ人間。登場するキャラクターたちも、ヘンテコでダメな奴らばっかりです。でも、そんなダメ人間ならではの青春にも味わいがあります。編集がチラムネと同じ岩浅さんなので、岩浅さんファンの方もぜひ!

青春絶対つぶすマンな俺に救いはいらない。 境田 吉孝(著/文) - 小学館

 

たかが従姉妹との恋。(著・中西鼎)

まさに今月出たばかりの新刊。私もこの作品を買って読みまして、本気の傑作だと思いました!

特に文章が綺麗なので、チラムネの文章が肌に合っている方にとっては読み心地が抜群なんじゃないかな~と思っております。普段はラノベを読まないって方にも自信をもっておすすめできる作品です。ちなみに、チラムネが収録されているブックレットにはこの作品のSSも収録されています!

たかが従姉妹との恋。 中西 鼎(著/文) - 小学館

 

 

 

と、こんなところでしょうか?

本当はもっとあるのですが、おすすめしすぎると記事の目的がぶれる気がするのでやめておきます。ぜひガガガ文庫の名作とともに、チラムネのブックレットを読んでくださいね!

 

それでは今回はここまで!

読んでくださってありがとこーございました~!