ライトノベルにありがとこー

読書した本について感想を書いていくブログです。 自称偏読家。

「ホヅミ先生と茉莉くんと。Day.1 女子高生、はじめてのお手伝い」感想

こんにちは、とこーです。

今回は「ホヅミ先生」を読んだので、感想を書きます。

ただし今回、過去最高レベルで超駄文な感想になると思うのでご容赦を。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

それではいきます。

 

この作品があってくれてよかった、と心から思いました。

まずは一言、そう書きたいです。

いきなり私的な話になってしまうんですが、実は最近、どうにもラノベを読んでも楽しめないって日々が続いていたんです。目が滑って、意識が散って。

何も楽しいと思えなくなっていて、ちょっと本気で不安でした。「もうラノベで心を動かされることがなくなっちゃうんじゃないか」って。

 

でも、この作品を読んでいたら自然と泣けました。心が動かされて、物語に引き込まれて。ずっと読んでいたいって思えました。

思えたんですよ、久々に。

それくらいにこの作品は凄くて、優しくて、幸せなお話でした。

 

 

 

さて、少しずつまともな話もしましょうか。

この作品、私は当初「あー、またこういう系か」と思っていました。いや、いいですよ、こういうまったり日常を描く系。でも、食傷気味だったんです。だから当日には買いませんでした。

でも、Twitterを見ればちらほら絶賛の声が。葉月文先生の作品はこれまで読んでこなかったのですが、Twitterの声を見ていて、加えてたまたま見かけたnoteを読んで、気になったわけです。

 

まず、試し読みをば。

そうして読んで、驚く程に読みやすいことに気づきました。なんだこれ? 面白いし、綺麗だし、シンプル。意味わからんくらい読みやすくて、即座に購入。

かくして読み始めました。

 

一貫して感じたのは、息を飲むほどの心地良さ。こんなに綺麗な文を、私は日常系ラブコメで読んだことがありません。私の見聞が浅い、というのはあるんでしょうが。

綺麗で、でもその綺麗さが堅苦しくないんです。よくあるじゃないですか、文学とかで。「綺麗なんだけど、迂遠すぎて読みにくい」みたいな。それがこの作品は、一切ない。

むしろ綺麗で尊い一つ一つの文章に、目が通り過ぎてからやっと気づくくらいの、自然さ。

だというのに、ですよ。そうして綴られる美しくも自然な文章の中に、確かに強さが顔を出すんです。軸のような、染みに染みたおでんの大根みたいな、胸にずんと響く言葉達がいたんです。

 

もう、その日常だけで終わってもいいと思える作品。

だというのに、この作品はそこで終わりませんでした。日常に確かな起伏を持ってきたのです。茉莉がいなくなってからのラストスパートは、圧巻という他ありませんでした。

 

 

読んだ方ならわかるでしょう、あの手紙のところ。

ストーリーや文章だけじゃない、演出すらも作り込まれていて、幸せで仕方ありませんでした。

手紙を見たホヅミ先生がとる行動も、すごく好きです。

何もかもが尊くて、ぎゅぅっって心を掴まれました。

 

正直に言うと私、文字を大きくしたりとかする演出ってあんまり好きじゃなかったんです。

なんとなく冷めてしまうところがありまして。

でもそんな私が、むしろその演出に拍手喝采を浴びせたいほどに感動しました。

フォントを変え、サイズを変え、シミを作り……紙で使える最大限子表現が駆使されて、すっごく胸が打たれました。

 

 

繰り返して、言いましょう。

この作品があってくれてよかった。

下手をすれば、今この作品を読まなければ私は読書が嫌いになっていたかもしれませんでしたから。

 

この作品は、2巻の発売も決まっているそうです。

Twitterでの評判も上々ですし、「そりゃそうだ」って感じですかね。

今年の夏……うわぁ、くっそ楽しみ。

本気で推せる作品でした。

 

それでは今回はここまで。読んでくださってありがとこーざいました!