ライトノベルにありがとこー

読書した本について感想を書いていくブログです。 自称偏読家。

「時々ボソッとロシア語でデレる隣のアーニャさん」感想

こんにちは、とこーです。

今回はロシデレの感想を書いていきます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

それではいきます。

この作品は小説家になろうにて短編が投稿された、いわばweb発ラノベでした。

その一方でその内容は書籍化に合わせて完全一新という、本当に力のこもった作品だなぁと思います。

そのテーマはズバリ「ロシア語でデレる」

もうこれに尽きるわけで、その軸をうまーく描いていたように思います。

 

序盤、この作品のチュートリアルかのようにポップな会話劇とアーリャとのやり取りが続きます。ここの軽妙さは甘すぎて持たれる感じではなく、なのに時折ニヤってして面白い。

しかもこれを三人称でコメディな感じ進めていくため、本当に読みやすいという仕様になっております。

 

かと思えば中盤に進むにかけて、キャラへの厚みも増し始めます。

アーリャと政近の、昔の話。

これはこの2人に「結ばれて欲しい」と思うに足る、とても心地よくて綺麗な話でした。

そこからは嫌味にならない程度に政近の能力を描いていく……というのも、主人公至上主義たる私には最高でした。

 

幼なじみが実は妹、ということが明かされて「あ、これハーレムじゃないのね」と改めて理解したところで、今度は政近のちょい重めなストーリーに突入します。

そこで描かれる話もまた、読んでいてとてもいい。正直、もっとただただロシア語でデレるだけの話だと思っていたので、ここまで深く掘るのには驚きました。

 

その後会長と話して色々と考えを改めたり……という流れからの、一連のイベントはラブコメ以上に青春モノのそれでした。

こういうの、好きよ。ヒロインが困ってるところに駆けつける主人公! 超良き。

それからその後の、見開きの挿絵もナイス。角川スニーカー文庫さん、ほんと挿絵の使い方が上手いなぁ、と思います。

 

全体的に、かぐや様は告らせたいっぽさがあるなぁと感じたのは私だけでしょうか。というか私が作品を知らなすぎるから、語彙力がないのでしょうけど。

でも、実際それっぽさがあるように思います。コメディで始め、盛り上げのポイントはきちんと押え、その上でベースは甘さをきっちり用意する。

この巧みさはマジでよかったですし、今後も読み進めたい作品だなぁと感じました。

 

というかこれ、今後がもっとすごいでしょ。

政近が昔会った女の子のこととか……ねぇ?

続刊楽しみなので、ぜひ売れて欲しい1作です。

 

以上、感想でした。

それでは今回はここまで。

読んでくださってありがとこーざいました!