『俺がラブコメ彼女を奪い取るまで。2』感想
こんにちは!!
あと数日でテストから解放される喜びに浸っている、とこーです!
本日7/17は、なんと言ってもラノベが豊作の日です!!
というわけでまずはそのうちの1作、『俺がラブコメ彼女を奪い取るまで。』通称奪ラブの2巻の感想を書いていきます!!!
それではいきます。
1巻によって、基本的なベースがはっきりと示された今作。マジで前回はプロローグとして見ると、今回のお話はするりと楽しめるのではないかと思います。
今回の舞台は体育祭でございました。
その体育祭に向けて、成瀬和臣はラブコメ彼女略奪の作戦を立てていくわけです。
で、読んでいて思ったのですが!
『和臣が勘違いしている』『ヒロインたちは互いに牽制し合いながら押せ押せでやっている』『けれどお互いに気遣いあってるヒロインたち』という構図が、あまりにもベストマッチ。
ハーレムものなのにハーレムものじゃなくて、むしろ痛みのようなものがありつつも応援したくなる! そんな感じがあって、とてもよかったです。
1巻よりも大まかま舞台設定の説明に時間が取られていない分、各ヒロインとの触れ合いが描かれているのもポイント。
諸々のところを見ていると、『あ、これマジで和臣のこと好きなんだな』っていうのもわかって、全力で歯がゆくなるんです。
で、行事が挟まることによって和臣自身が『あ、普通にまじ凄いんだな』というのも伝わってきました。
というか、もう色々と努力しててそれが大変なのは分かるんですけど、全てが和臣の日常に組み込まれすぎてて『かっこいい!!』的な演出にすらならないんですよね。
ラブコメを徹底的に卑屈に見た結果がこれ、というか。
もう鈍感って言うより、感覚がねじ曲がってるのではと疑いたくなるレベルです。
3ヒロインの描写とかもちょいちょいなされてきてますが、今回でかかったのは黒日奈でした。お姉さんまで出てきたし、後夜祭も一緒になってますし。
そうなると、どうなんでしょうね。もう雰囲気的には絶対、和臣が黒日奈と付き合う流れなんですよ。
別にそれでもいいにはいいのですが、何かそこのところに工夫があると、この作品のステージが1つ上がるのでは? とも思ってます。
何より、黒日奈自身、ヒロインの間だけでですけど、コソッと、言ってましたし?
無茶苦茶続きも気になるなーと思います!!
それでは、ここまでで。
次のラノベを読めるこの幸せをかみ締めながら。
読んでくださってありがとこーざいました!