ライトノベルにありがとこー

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【創るラブコメ】現実でラブコメできないなんてだれが決めた?5【再起】感想

こんにちは、とこーです。

今回は、今日発売のラブだめ5巻の感想を書いていきます。

おすすめというよりはネタバレ回避のためにTwitterじゃなくてブログで書いているだけなので、今回も短めです。本当に。

けど、その前に言わせてほしい。

六巻で完結ってのが複雑すぎる!!!!

薄々気付いていたけども!

何となく、そうかなぁ、って思っていたけども!

六巻で完結するのがふさわしいだろうなとも思うんですが、それでも寂しいですね。

まぁそんなわけで、感想を書いていきます。

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1.登場人物たちとの邂逅

4巻を経て、計画を取りやめた耕平。空っぽな毎日を過ごす彼の一方で、7番さんこと彩乃も戸惑っていました。

そんな中始まる、夏休みの勉強合宿。

そこで耕平と彩乃はそれぞれ登場人物と話しました。

耕平サイドは鳥沢と常葉、彩乃はあゆみちゃんと日野先輩。

それぞれとの会話が……めっちゃよかったですねぇ。

 

鳥沢の台詞はグサグサ刺さりますし、常葉の言ってることには凄く共感できるし。

あゆみちゃんは牙を抜かれたチワワだし、けど真っ直ぐだし。

日野先輩も奔放で、ヒロインやってるなぁって感じでした。

同時に耕平サイドでは、今まで溜めに溜められていた男キャラたちの内面がぐっと描かれてもいましたね。

 

有能イケメンキャラと親友キャラ。

そう耕平が設定しつつも、耕平が全く知らないところで生じていた違和。

めっちゃ好きでした。すっごい熱いし。耕平が感じてるもどかしさみたいなものも、すっごく尊くて好きでした。

 

 

2.メインヒロインとの邂逅、そして……

合宿の最後、メインヒロインの清里さんが彩乃と話しました。

1巻からずっと続いていたこのやり取り。

4巻を読んだ身からすると、清里さんの切なさも感じますよね。清里さんは、彩乃を本気で傷つけたくないわけですよ。耕平を自分に重ねて、きっと近くにいると傷つくって分かっているから。

清里さんは中学時代に友達を全て失ったわけで。

だからこそ、耕平には彩乃を失わせたくない。そう思ってる部分も、絶対にあるはずなんですよね。清里さんは血の通っていない存在ってわけじゃないですから。

でも、彩乃からすればそれは納得いかないわけで。

そこからの彩乃の無敵モードがやばすぎません????

めっっっっっちゃ熱いし、可愛いし、かっこいいし!

共犯者、覚醒。強すぎました。

 

 

 

3.ぶつかる二人

共犯者として覚醒した彩乃は、耕平の中学時代の同級生とアプローチをとって、当時の記憶を思い出させます。

そのシーンも色々とよかったんですが、その次で一気に吹っ飛びましたね。

屋上での再会。

そして彩乃の、圧倒的な攻め。

ぶっ飛ぶかと思うくらいかっこいいし、可愛いし、いい女だし。

『私だけの特権だ』ってヤバくない?

共犯者をやりたい、っていう意思をぶつけて。

こんなん、告白でしょ(違う)。

主人公サイドから改めて声をかけるんじゃなくて、今度はヒロインサイドからこの言葉を投げかける。それもなんかいいな、と主人公がヒロインを巻き込む系のラブコメを読んだ身としては思いますね。

あくまで、皆が主人公で。この5巻は彩乃が主人公って面が強くて。だからこその、この場面でした。

 

 

4.動くラブコメ、始まる真・計画

耕平が再起してからは、もう真っ直ぐですよ、真っ直ぐ。

一気にラブコメ突入。彩乃の家に行って料理食べて、家族に紛れてって……現実でラブコメできちゃってるんですけど??

こんなに容易くラブコメができるなんてことがあっていいのか……?

っていうか、親御さんのキャラが強すぎる笑

そりゃ、彩乃も悩みますわ。個性強すぎるでしょこの人たち。

まぁもちろん、親御さんへの挨拶に行ったわけではなく、あくまで真・計画のために話をしにいったわけですが。

 

真・計画は、どうやらかなり狂ってますね?

アプリ開発? 数か月単位? みんなのラブコメ

予想できるような、予想できないような……。

言えるのは、どう考えてもとんでもないことをやろうとしてるってことだけですね。学校を巻き込んで、一体何をやるのやら。決行は学園祭っぽいですからね。

 

にしても、彩乃とのラブコメがラブコメなんですけど(語彙力)。

真・計画での、耕平にとってのメインヒロインは誰なのか。

彩乃か?と考えたいところですが、清里さんも清里さんで苦悩してますし、その苦悩を分かってあげられるのも耕平なのでは?って感じがします。

いずれにせよ、最後の最後には清里さんをも巻き込んで、皆が笑顔になれる現実を創ってほしいところです。

次回、6巻が最終回。

学園祭。ラブコメの始まりを期待してます。

 

 

 

5.まとめ

ということで、今回は終わりです。

ようやく希望が見えたと思ったら次回が最終巻ってことで、嬉しいような、寂しいような、複雑な気分ですね……。

でも物語的に考えると、清里さんとの話に決着がつくのが綺麗な完結なので、当然と言えば当然なんですよね。うん、何となく予想はついてました。

好きなシリーズの完結は寂しい……!

次回を楽しみにしつつ、既刊を復習していきたいと思います。

 

それではここまで読んでくださってありがとこーございました!