ライトノベルにありがとこー

読書した本について感想を書いていくブログです。 自称偏読家。

『転生ごときで逃げられるとでも、兄さん?』感想

こんにちは、とこーです。

春休みが始まり、その課題の多さに絶望しつつあります。

さて、今日は『転生ごときで逃げられるとでも、兄さん?』の感想を書いていきます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

はじめます。

読んでいてまず思ったこと。

怖っ!!!!!!

ってことです。

端的にストーリーを表せば、異世界転生した主人公が、大切なものを守るために力をつける、というもの。

そんな王道なストーリーをぶち壊しにする恐怖。それこそがヤンデレ妹なのです。

以前似たような題材の作品をちらっと見た事があります。それがどんな作品なのかは、読んだことがないので分かりません。

でもはっきり言えるのは、この作品は異質。

もうとにかく、怖い。妹の形すらしてないでしょ、ってレベルで怖い。

序盤、乳児期において主人公はそんなヤンデレ妹にあっさりと、見つかります。

主人公を転生させてくれる神様ですら、彼女には為す術がない。この、圧倒的な絶望は、異世界転生のチート感をびっくりするくらい当然のようにぶち壊してきます。

挿入される黒ページ。

思い出される主人公の過去と共に襲いくる絶望。

そんな絶望に立ち向かう主人公が持つ力が巣立ちの透翼って名前なのが、いいですよね。

自由を司る、尊き別離のアンドレアルフス。まさにヤンデレ妹と立ち向かうために与えられたような力で、ぐっときます。

けど、そうやって希望が差し込んで、せっかく倒したというのに不穏が訪れました。

こいつは何を言ってるんだ? ってくらい、当然のように次のことを言ってる。

とにかく絶望。ラスボスがここまで明確かつ、恐ろしいとか、えぐい。

 

が、終始えぐいわけでもなかったですね。

少年期になり、師匠と幼馴染ができました。この異世界転生モノなら絶対欲しい要素!!

主人公が守るべきものとかがより明確になっていきました。7歳でキスとか早いからね、とはツッコミしたい。

 

で、そんな平和が崩れるように現れるのが盗賊団である真紅の猫。

えぐいことしてるなぁと思いながらも、同時にこの世界自体の理不尽さみたいなのも現れている気がしました。

主人公自身も何度も言っているように、才能ってのが強く現れてきていました。

まだまだ7歳の彼は、それでも必死にもがく。

そして師匠からのプレゼントが届いた時、勝利する!

ここの展開は純粋なバトルの熱さがあってよかったです!

だからそれでハッピーエンドで終わればいいものを。

明らかに不穏な影が。あの双子はなんなのか分かりませんが、かのラスボスと繋がっていそうな気がします。いや、もしかしてラスボス自身???

勝利を一気に不穏に突き落とすようなえぐさ。

そしてそこで1巻を終わらせるという無慈悲さ。いや、続きに救いはあるのか、これって感じ。

ただただ怖い。

そしてそんな怖さに立ち向かう主人公を応援したくなる。

そういう作品でした。

 

今回はここまで。

ロックダウンだのオーバーシュートだのを聞くとどうしてもイナズマなイレブンを思い出してしまいます。皆様もお気をつけください。

それではありがとこーざいました!