ライトノベルにありがとこー

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『豚のレバーは加熱しろ』感想

こんにちは、とこーです。

先日から読んでいたweb小説も読み終わり、本日発売の電撃文庫作品『豚のレバーは加熱しろ』の感想を書いていきます。

豚のレバーは加熱しろ (電撃文庫)

豚のレバーは加熱しろ (電撃文庫)

  • 作者:逆井 卓馬
  • 発売日: 2020/03/10
  • メディア: 文庫
 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

それではいきます。

タイトルの濃さだけでも抜群なこの作品ですが、そのストーリーはすごいピュアっピュア。

豚に転生した主人公が、イェスタと呼ばれる種族の女の子の護衛をしながら王都に行く、というもの。

感想を一言でまとめるなら、その言葉は決まってる。

主人公とジェスが尊い

旅をするし、その中でややミステリーっぽく状況をくぐり抜けて行くこともあります。そこにも魅力があって、読んでいくと先が気になります。でも、それらの描写を無視し、頭を空っぽにしても楽しむことができるレベルには2人の関係が尊い

ジェスが可愛すぎる。全挿絵も神だし、最初から最後までジェスはジェスたそだし、健全かと思わせておいてあのイラストを見たらビビるくらいエロかったし!!!

そんなジェスを見る豚(主人公)視点での物語だから尚更可愛さがMAXだよ!!

純愛すぎて鼻血でそうなレベルだわ!!

しかもなんですか、主人公が元に戻る前!

2人とも両思いとか最高かよぉぉ。可愛すぎる。てか、主人公も豚街道まっしぐらな癖にかっけぇじゃんか!

ふぅ。。。テンションがおかしい。

でも、ともあれ、とにかく純愛でした。

 

さて、そういった要素以外でいくと。

豚が主人公で、そんな彼が窮地をくぐり抜けるために進んでいくのはミステリーじみていました。異世界転生もののミステリーって結構軽かったり、ミステリーというより謎要素が付加されてるだけって感じが強い気がしたんですが、この作品はかなりミステリーが良かったです。

そして地の文。

主人公のモノローグの面白さはなかなかなもの。ファンタジーゆえに長くなる文章は主人公の面白さや唐突な健全エロスによって読みやすくなっていました。

さらにこの作品、というか、この作者さんかな。言葉のパワーが本当にすごい。タイトルはもちろん、章題なんかも、インパクトが強いから頭に入る。

そしてラスト!

多分受賞後に付け加えられたと思うんですが、こりゃいいね!

けど不安なのは次回! ジェスに会うのに時間がかかるというのは読者として悲しい。。。だからこそ早く続きが読みたい!!

 

と、テンションMAXな作品でした。

マジでジェス可愛すぎてやばい。あと性癖的に、首輪全裸はやばい。

。。。変態じゃないですよ。

ともあれ、ファンタジー好きも、エロ好きも、純愛好きも楽しめる作品でした!

きっちりとした完結が迎えられるといいなぁ。。。。割とインパクトがあった某キラプリラノベのこともあって割と電撃文庫さんは怖いのですが。。。

いや、ジェスたその可愛さはイナズマ級ですからね!

それでは読んで下さってありがとこーざいました!