ライトノベルにありがとこー

『好きでワクワク』をコンセプトにしたラノベブログです。

『弱キャラ友崎くん Lv.2』感想

今日も弱キャラ友崎くん の感想を書きます。今日は二巻です!

二巻の表紙といえばみみみですね!!

 

ということでAmazonのURLを。

https://www.amazon.co.jp/弱キャラ友崎くん-Lv-2-ガガガ文庫-屋久-ユウキ/dp/409451631X/ref=sr_1_9?hvadid=335368978044&hvdev=c&jp-ad-ap=0&keywords=%E5%BC%B1%E3%82%AD%E3%83%A3%E3%83%A9%E5%8F%8B%E5%B4%8E%E3%81%8F%E3%82%93+%E6%96%87%E5%BA%AB&qid=1565409745&s=gateway&sr=8-9

 

 

それでは始めます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

この二巻を読んですぐに思ったのは

『うおおお!!! 戦友!!!』ってことでした。

話の途中になり、生徒会選挙で戦うことになったみみみと日南。

みみみのブレーンになった友崎くんは日南に勝つための術を考えていくのですが、なんだかそこが、『離れている』のに『同じ戦場』にいて、『敵』なのに『楽しんでる』。そんな親友というか、好敵手みたいな関係性がものすごくぐっときました。

 

 

普段は友崎が完全に弟子ですが、こういう『ゲーム』みたいに戦っていくときには戦友になっていて、とても好きです。

 

 

 

 

 

それから。二巻では友崎と日南以外にも『戦友』が描かれています。

それはみみみと日南です。

 

日南のような、とてつもない才能マンは『才能』だけではなく、無茶苦茶な努力をしている。これは多くの人が知っています。同じ舞台で努力している人なら、なおさらです。

それは友崎が日南の努力を感じたように。

みみみも日南の努力を感じます。そして追いつこうとして努力を続けます。

けれど僕はこの二人——みみみと友崎——に差を感じました。

 

それはやっていることに『楽しさ』を感じているか、です。

 

みみみは日南に追いつくために、努力をします。そうやって目標に向けて努力するのはきっと尊いのでしょう。しかし、それは『努力のつらさ』を無視するようなものです。

一方で友崎は人生攻略も、生徒会選挙も、ゲームも楽しさを感じています。

『努力のつらさ』は感じても、負けないくらいの『楽しさ』も少しずつ感じている。

そこが二人の差だと感じました。

 

では日南はどっちなのか。

ちょっとわからないですね。

ただ、日南が努力の塊すぎて楽しさもつらさもない気がしてしまいます。

 

 

 

努力を楽しむ。

これは作品自体のテーマであるように感じました。

戦友として戦う日南と友崎が楽しんでいたように、いつか日南がもっと純粋に楽しめるときがくるのでしょうか。

 

 

 

 

それでは今日はこれで。