ライトノベルにありがとこー

『好きでワクワク』をコンセプトにしたラノベブログです。

『弱キャラ友崎くん Lv.6』感想

今日は弱キャラ友崎くん Lv.6 について書きたいと思います。

 

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では始めます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

印象的だったのは最初。

日南とのアタファミで主人公が負けてしまうところです。

それもただ負けるのではなく、主人公は日南のことを理解して、らしさを感じながら負けていきます。

このシーンを最初に持ってきているのは、もう巧いとしか言いようがないなぁ、と思いましたし、考えさせられるものでした。

どんな意味があるか、とかは読んでもわからないですけどね。

 

 

さて話は移って課題の件です。

主人公は好きな子が誰なのかを考える課題を出され、考え始めます。

この部分が、人生攻略を前提においてきた作品らしいなぁ、と感じます。

そうじゃなかったらこんなはっきりと好き嫌いについて考えないですからね。

 

 

それとは別に、主人公は5巻での日南の行動について尋ねました。

オーバーキルな行為。

これが日南の怒りである、と。

こんな風に明らかに過去に何かがあったことを匂わせている以上、絶対今後何かありますよね。その過去が明かされたとき主人公はどんな風に行動するのか、が楽しみで仕方ありません。

 

インスタの課題は、人生攻略らしいなぁと感じました。

インスタの効果を分析して道具として使うあたり、考えられているなぁと思います。

作者さん、普段何考えて生きてるんですかね。

 

個人的にこの巻の中で一番好きだったのは『友達』感でした。

いつもの3人組との会話はもちろん、ほかのクラスメイトとの会話もよかったです。

ちょっと気まずい感じとか、でも勢いでなんとかしてる感じとか、長年の友達じゃないけどクラスの友達って感じが出ててリアルだなぁと思いました。

その中でも特に強かったのが水沢。

ぐみちゃんの高校の文化祭にいくところとか、無茶苦茶青春でしたよ。

ナンパのところはちょっと『ん?』と思っちゃいましたけどね。

実際のナンパをしたことないからなのかわかりませんが、なんかそこだけ違和感はありました。

友達ということでいうと、菊池さんが文化祭に関わり始めているシーンもよかったです。5巻でもそうでしたけど、今回はより強くなっていきますね、

色をつけてもらった友崎くんが今度は色をつけてあげる側になる。

燃える展開でした。

 

みみみの告白シーンの後の水沢。

友達だからこそきつく言ってくれるのが、本当に泣けました。

こういう風に友情をうまく描いてくれるのがいいなぁと感じました。

 

 

さて今日はこんなところで終わります

それでは。