ライトノベルにありがとこー

『好きでワクワク』をコンセプトにしたラノベブログです。

【読書の秋】9月の楽しみなラノベ新刊

こんにちは、とこーです。

もう八月も終わり、いよいよ秋に突入しようとしていますね。高校生活最後の夏休みが終わってしまった……と名残惜しくなる気持ちを振り払ってくれるくらい、九月は楽しみな作品がたくさんあります。

いや、今月は出費が多くて楽しみにしていた二作を買えてないんですけどね。このラノ投票前にはきちんと買うつもりです。このラノの対象は八月までですからね(協力者アピール)。

 

そういうわけで、今回もラノベ新刊をピックアップしていきます。

 

 

1.やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。結1

——願いの数だけ、想いの数だけ、語られない物語がある。

だからこれは、由比ヶ浜結衣の物語。

 

まずは、やはりこの作品。俺ガイル結でございます。

もちろん著者は渡航先生、イラストはぽんかん⑧先生です。

青春小説の金字塔と言ってもいい俺ガイルの新刊なわけですが……あらすじを見ても分かるように、『由比ヶ浜結衣の物語』であることは間違いありません。

ただそれをどう捉えるべきなのかが分からないんですよね。

 

由比ヶ浜さんルートとして見るのであれば、俺ガイルアニメ二期特典小説『another』が一応それっぽい感じではありました。

あれもクリスマスイベントのあたりから始まっていたので、それをリライトしているのかな? と思いつつ。

ただ、仮にそうだったとしても俺ガイル14巻を書いた後に書く『another』は大きく変わってくる気もします。

それにあらすじを見ると、原作の由比ヶ浜さん視点ストーリーと見れなくもないような感じ。

ナンバリングに『1』とありますし、『2』や『3』も出るのかな……とか色々と妄想が膨らみますね。

 

俺ガイルは私の青春小説の基盤を作ってくれた作品でもあります。

もうヒロイン皆好きなんですが、由比ヶ浜さんも超好きなので報われて! とか思うんですよね。あ、でもいろはすも……。

 

個人的に14巻で満足していたので14.5巻を読んでいないのですが、結1で俺ガイル熱が再点火する気もするのでワクワクしております。

 

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2.現実でラブコメできないとだれがきめた?4

――『実現するラブコメ』は、現実の大きな壁に阻まれる。

これは、彼女が彼女になる前の物語。

 

続いて、ラブだめ四巻!

衝撃の第三巻ラストの先を描く四巻は……先日、著者の初鹿野先生のTwitterアカウントで公開された表紙からしてめちゃくちゃ怖くてワクワクするデンジャーな物語になりそうです。

 

もはやこの作品はラブコメなのか、ラブコメを舞台にした頭脳戦もどきなのか、はたまたラブコメクリエイターモノなのか、ジャンルが分からなくなりつつありますけど……。

一巻では×××を作っちゃいますし、二巻では××××が印象を一気に変えますし、三巻もは熱い展開になるしで最高なんですよね。

テンションが鬱陶しくてポンコツで、でも真っ直ぐに頑張ろうとする主人公・耕平の姿を見ているととことん応援したくなります。

 

今回の四巻は、「こんなはずじゃなかった」三巻を終え、それでも次の策を練り始めるらしいです。てっきりそれで終わりかと思ってたら、ラスボス魔王ことメインヒロインが登場するとのこと。

某日南さんと同じくらいに怖いんですけど……魔王との直接対決となったとき、耕平がどう動くのか楽しみです。少なくとも三巻の時点では超絶BADエンドですからね。

 

それとは別に、個人的には七番さんとの絡みも楽しみなところ。

七番さん、超好きなんですよねぇ。こういう女の子好き。隣にいて、ちょいちょいツッコんでほしいです。

三巻の挫折は耕平以外の色んな人物にも影響を与えるはずですし、七番さんがどう感じるのかも気になります。

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3.楽園殺し2 最後の弾丸

――その日。渇いた夜空を割るような、最後の銃声が響いた。

 

ガガガ文庫の9月と言えば、こちらもあります。

先日発売され、とんでもなく面白かったファンタジー作品です。

著者・呂暇郁夫のデビュー作『リベンジャーズ・ハイ』の続編となるこの作品ですが、もちろん楽園殺し単体でも楽しめます……が、二巻は、『リベンジャーズ・ハイ』も読んでから読んだ方がよさそうな感じらしいです。

 

圧倒的に読み易く、男の子の心をくすぐられるかっこよさもあり、読んでいてものすごく引き込まれる作品です。

群像劇的な面が強くて様々な人物の思惑が交差しつつ事件が進んでいくのですが、何といっても私が好きなのはシン。二巻あらすじではチューミーと呼ばれている人物ですね。

 

シンは『リベンジャーズ・ハイ』にて主人公の色が強いキャラだったのですが、そのときからの成長とか変化が楽園殺しで描かれているのがたまらないんです。その上で楽園殺し内でも悩んでて、もう超好き。

楽園殺しでメインとなっているシルヴィも魅力的です。『完璧』を目指す姿が気高く、でも人間っぽさもあって色々と思わされるんです。

 

楽園殺し一巻ラストは、続きがすごく気になる感じでしたからね。予告のページだけでワクワクが止まりませんでしたし、一体どんなストーリーが待っているのか気になります。

しかも表紙は一巻と二巻で一枚絵なんですよ。もはや壁画になってもおかしくないほどの神々しさがあるイラストなので、早く買って並べたいなぁと思います。

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4.カノジョの妹とキスをした。3

――どうして俺は、晴香と出逢う前に、時雨と出逢えなかったんだろう。

 

続いてはいもキス新刊です!!!!!

超失礼なことを言うと、続刊出てよかった!

本気でそう思います。

二巻出たのがちょうど一年前くらいだった気がするので、もう結構待ちましたよね。一年くらい待つと「打ち切り……?」と不安になってしまうあたりラノベ業界には色々と思うところはありますが、まぁそれは置いておいて。

 

いもキスは、超毒々しい不純愛ラブコメディです。

一巻はまぁ「背徳かな」くらい。

でも二巻から毒が侵食し始めて、二巻終盤で一気に毒の甘美さに魅了された覚えがあります。

 

三巻は、もうあらすじ一行目からえぐいですよね。

不純愛、ここに極まれり。背徳すら超えた毒々しい純愛は、一体どうなっていくのか。

 

表紙も既に公開されていますが、これがすごい。

色気むんむんで、超絶引き寄せられるんです。本屋だと買いにくいんじゃね、ってくらい。けど過度な露出があるわけでもないんですよね。恐ろしいです。

 

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5.俺の彼女と幼なじみが修羅場過ぎる17

――俺修羅、堂々の最終章!

「恋愛を滅ぼす」真涼との戦い、医学部受験、そして……

 

九月は、俺修羅の新刊も出ます。17巻、長い!

私は15巻の表紙を見てどっぷり惚れてから読み始めたのですが、俺修羅は本当にいいです。泣ける熱い展開もあり、コメディもあり、息を呑むような怒涛の展開もあり……。

 

まさにラブコメディだな、とつくづく思います。

ヒロインたくさんでハチャメチャな青春感もあって、すごく好きです。あえてカテゴリーに当てはめれば、残念系青春ラブコメの一つになるのでしょうか。

気になるところはたくさんありますが、個人的には鋭太の医学部受験がどうなるのかはすごく気になります。受験生ど真ん中だったこともあり、15巻の展開は胸にぐさっと刺さりましたからね。ぜひ打ち勝ってほしいところ。

 

前回フューチャーされたカオルがどうなっていくのかも気になります。

カオルは読むきっかけになったキャラでもあり、私もとても好きです。真那との恋の行方も含め、幸せになってほしいな……。

 

そして、ハーレム王の話。

本気でハーレムを目指す彼と彼女らは、本当にハーレムを築くのか。それとも誰かを選ぶのか、選ばないのか。

期待して待ちたいと思います。

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6.君の足のためなら死ねる

――お前らの足、最高だ……!

 

今月の新作で気になっているのが、この作品となります。

理由は言わずもがな、タイトルの引きの強さです。

まだあらすじもろくに公開されていない頃、タイトルだけを見て「なんだ、これは……!」となったのは記憶に新しいです。

 

著者は刈野ミカタ先生。最近だと『そうだな、確かに可愛いな』を書かれていた覚えがあります。私の観測範囲だと『そうだな、確かに可愛いな』は評判がよかったのですが、好みの感じではなさそうだったので読んでいないんですよね……。

でもその他に数多くの作品を書いていらっしゃる先生なので、実力があることは間違いなし。超楽しみです。

 

ストーリーは、あらすじを見る感じだと「女の子たちのフットサルチームのコーチになって……」というスポ根ものみたいです。

主人公はとんでもない脚フェチっぽいので、女の子たちの年齢によってはやばいことになりそうですね。

 

私としては読んだことがないジャンルなので、楽しめるか未知数な部分もあります。

スポーツをどこまで押し出してくるのか、女の子たちは可愛いのか、主人公はかっこいいのか。

今後出てくる情報をもとに判断したいです。

 

イラストを担当するのはBLADE先生。

ロリっぽいキャラを可愛く描いている方、という感じでしょうか。pixivを見に行ったのですが、可愛い子ばっかり並んでてテンションが上がりました。

けど結構ロリ振りしてるイラストレーターさんなので、そもそも作品の方向性がそっち系なのかもですね。『ロウきゅーぶ!』みたいな感じになるのかも?

 

今後の情報公開によっては私の好みではないなぁと感じるかもしれませんが、ワクワクすることは間違いない一作です。

mfbunkoj.jp

 

 

 

 

今回はこんな感じでしょうか。

九月は気になる作品、というか追いかけてる作品の続刊が多いです。

ただ、今月中旬までで受験の方がどうなるか決まってきたりするので、その結果によってはラノベ断ちも視野に入れないといけなくなってくるんですよね。

 

しかし、今月はこのラノの投票もあります。序盤にもアピールしましたが、今回も協力者続投です。
冊数自体は少ないんですけど、ブログとインスタで更新してるのでいいかな……と応募してみたら通りました。よかった。

たくさん読んではいませんが、その分吟味は人一倍しまくってるので買った作品はほとんど大好きになる私だからこそできる投票をしたいなーと思っております。同じ作品を読んだ回数なら負けない(無駄な張り合い)。

 

その他、HJ文庫の公式レビュアーにも選んでいただけたので来月から活動することになると思います。そちらもご覧いただけると助かります。

 

それでは、今回はここまで。

読んでくださってありがとこーございました!