ライトノベルにありがとこー

『好きでワクワク』をコンセプトにしたラノベブログです。

『ホヅミ先生と茉莉くんと。Day.2 コミカライズはポンコツ日和』感想

こんにちは、とこーです。

本日はですね、ホヅミ先生(略は『とくんと』らしいことを最近知ったので、今後はそちらに統一します)の二巻を読んだので、感想を書いていきたいと思います。

当ブログでは基本的にネタバレがちょい入りながら感想を書くのですが……今回は、その前に未読の方向けの感想を書いていければいいかなぁ、と。

 

 

ということで、まずはネタバレなしで。

 

読了後、ここまで幸せな気持ちになれたのはいつぶりだろうかと、本気で思いました。一巻の時にも希望をもらったのですが、二巻を読んで、改めてそれを思います。

ついさっきこの作品を読み終えた、今。

もしも誰かが「幸せってどんなものだと思う?」って聞いてきたなら、「分からないけど、この作品を読んだら幸せになれるかもしれない」と本気で答える気がします。

 

それくらいに幸せ、楽しくて、笑えて、ちょっぴりビターなところもあって、でもやっぱり幸せな作品でした。

 

だから、まだ読んでない方は読んでくださいね。二巻を経て、完全にこの作品の沼に入りました。今から誓っておきますけど、どんな形であれ、今年のこのラノには絶対この作品を投票しますね。確信できるくらいには好きになりました。

 

さて……じゃあ、ここからはネタバレも少ししましょうか。

とはいえストーリーをなぞって感想を述べるのは苦手なので、あまりがっつりネタバレはしないと思います(多分)。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

それではいきます。

優しさに満ちていて、幸せに満ちていて、美しい。

そんな『とくんと』の雰囲気は、一ページ目を見てすぐに思い出せました。

POP☆コーン先生との、邂逅とも言える瞬間のことでしたね。

一巻での茉莉からの言葉といい、「おもしろかった」「好き」という言葉から始まり、ホヅミ先生の描く物語が核になると実感する感じは、ものすごく好きです。

 

いい感じに始まるか……と思いきや、プロローグから一気に笑わせてくる、このノリも最高に好き。

地の文は綺麗なのにしょうもなさも滲んできて、かと思えば時折泣きたくなるくらい心に染み入る言葉もあるからいけない。

ラノベを読むときって、どうしても最初はエネルギーが要る気がします。絶対面白いって分かってても、心とか頭の準備が必要で。

でも、この作品は一発目から「おいで」って引き込んでくれる感じがありました。

 

無事にコミカライズが決まり、色んなものが動き出しながらも切り取られる日常の幸せには、溜息が出そうでした。

日常系は、作中でも触れられているように最近、増えているジャンルなわけで。

少ないながらも私だって日常系は読みますが、なんかこの作品は頭一つ二つ三つ抜けてるなぁ……というのは、ちょっと言い方として嫌いですね。

純粋に、私にとっては一番好きだと思える日常でした。

 

ラノベ作家の日常は、ちょっと普通とは違うわけで。

でも「何気ない」っていう日常は確固としてそこにあって。

その調和が、すっごくいいなぁ、と。

 

それは、作品全体を見ても、言えることです。

主体としては、やっぱり日常系。平坦ではないにしても、大きすぎる起伏はない日常でした。

しかし、そこには小さい起伏がしっかりとありました。

たとえば、お気に入りのアイスでコンビニで見つけるくらいの、そういうささやかな起伏。

それを読んでいて感じて、なんだか世界の色が伝わってくる気がしました。

 

それだけでも十分なほどの世界と言葉を持っているのに、展開でも泣かせてくるから本当にいけない。

最高のハッピーエンドを作り上げてくれるホヅミ先生は、最高に好きです。

日常重視、可愛さ重視のコミカライズと、シリアスさも残す原作。

そのどちらの在り方を否定するわけでもなく、その上で「負けない」っていう作家としての強くなろうとする意志もあって。

でもって、POP☆コーン先生に「強くなる」ってきっちりと言って。

こんなに最高なハッピーエンドなんてないじゃないかって感じがして、最高でした。

 

 

この作品は、やはりまだ三巻が決まってはいないらしいのです。

出版業界、ラノベ業界は苦しいですね。

でも、この作品は本当にいいなって思います。っていうか、ラノベ界隈って言われるようなところに属している方は、読んでいる方多そうですね。

どうか、三巻四巻と続いてくれたらいいな、と。

中通りに、この作品自体もコミカライズ決まればいいな、と。

そんなことを思いながら、今回は終わりたいと思います。

 

それでは読んでくださって、ありがとこーございました。