ライトノベルにありがとこー

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『夢見る男子は現実主義者2』感想

こんにちは、とこーです。

今回は9月のラブコメ祭り第1弾、『夢見る男子は現実主義者』2巻の感想を書いていきます!

 

 

 

 

 

 

 

  それではいきます。

Web発の青春ラブコメである、今作。1巻発売時からイチャイチャ系でありながら、そことは少し違う要素のある感じがとても好きだった作品です。

そんな作品の第2巻。

夏川の家への招待、という甘々な展開から始まった今回でしたが、僕が好きだったのはその後ですね。

夏川との関係性を見直して、少しずつ変わろうとしつつある主人公、渉。そんな彼がポップながらも迷っていく様子がすごく良くて。

 

なかでも僕が好きなのは7章、蛇口とコップだったりします。

あそこの詩的な感じ、からの渉の過去話という流れがすっごくいいんです。渉の人物像が改めて開示されていく、あれ! おかげで、余計に渉を応援したくなるんですよね。

 

でもって、12章心の形、と来るわけです。

精神統一と心頭滅却の体験みたいな所で、改めてマイナスになるというか、これまでの反省をしていくのが辛い。辛くて、しかも放り投げたという彼の話までされるんですよね。

そういう所はすごく切なくて、でも夏川やその他の周囲は渉のことを評価し始めてるんです。

もっと報われて欲しいし、いつか、夏川の隣に本格的に立つ....というか、立っていると自覚したりするとか、何かしら今とは別の答えを見つけ出してほしいです。

 

というか、甘々でやばい。1巻より糖分が上がってて、最高なんですが。もう、頭を空っぽにしてもしなくても、楽しめる感じが好き。

 

そんな、今回だったのでした。

それでは今回はここまでです。

読んでくださってありがとこーざいました!