ライトノベルにありがとこー

読書した本について感想を書いていくブログです。 自称偏読家。

『探偵くんと鋭い山田さん 俺を挟んで両隣の双子姉妹が勝手に推理してくる』感想

こんにちは、とこーです。

今回は探偵くんと鋭い山田さん を読んだので感想を書いていきます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

それではいきます。

親が探偵をしている主人公と、双子姉妹が送るミステリーラブコメである今作。

読んでいて一貫して思ったのは、徹底的に読みやすくて、スラスラ読める! ということでした。

 

ミステリーが絡む作品は、『読んでいて楽しい! でも読んでると頭使うんだよな....』という作品が多いように思います(僕が馬鹿なだけかもですが)。

しかし、この作品は『読んでて楽しい! 頭も使う....なのに一切疲れないぞ!?』という感じで、とにかく読みやすい。

地の文は、さながら何かを記録しているかのように淡々とした語りに終始しています。それでいて、主人公の視点で思ったことは適度に書かれている。ここのスッキリ感はものすごい文章力がなせる技なのではないかと思います。

 

そして、その読みやすさから語られる、しっかりとしたミステリー。

難しすぎるわけでもなく、読んでいると『あーなるほど』と思うことには思う。下手をすればミステリー要素が軽くなってしまうところですが、この作品では、上手に練り込んでいました。

 

なんとなく、1週間に1話とか読みたい、連載ものな感じだなぁとも思います。

こういう作品ってweb小説とかだと少ない気がしますが、実はこういうのいいのでは?

それこそ、ラノベ新聞みたいなものがあれば連載ものとして掲載してある気がします。

 

そして、この作品、軸となるキャラはあくまで主人公とヒロイン2人であり、後は依頼者といった形で登場するんですよね。

これのおかげで、メイン3人ははっきりと印象が残り、好きになる。

双子姉妹はラノベラノベしすぎていない可愛さがあります。そして、その二人に巻き込まれるような形で、もしくは巻き込むような形で関わっていく主人公はものすごく個性があるわけではないのに印象に残りました。

キャラを押しすぎるわけでもない。これもまた、ミステリーとの調和が取れていていいと思います。

 

 

──と、最後の事件のところまでは思っておりましたよ!

ミステリーとラブコメのバランスがいい作品だ、と!!

でもその感想が、最後の事件で一気に変わったわけです。

いや、ミステリーとラブコメのバランスはいい。もうなんならおかしいんじゃねぇのつてくらい自然すぎる。

けど、それ以上に関係が好きすぎる。双子の友情感とか、主人公の二人への接し方とか、一気に雰囲気変わってラブコメ感強くなりましたし。

更には、双子それぞれのエピローグですよ。

こういうのが好きすぎるんですが!?

っていうか、パンダってすごくないです!?

確かパンダって熊猫って書くじゃないですか。色だけじゃなくてそこでまで、2人の象徴的なところを混ぜこぜにすると最高にいい。

そして双子視点から見る主人公ですよ。

これ、僕の読みが浅いからなのかもしれないですけど、双子視点で読んでると、一気に主人公のことが好きになるんですよね。それまでは『まあ嫌いじゃない』くらいだったのが、一気に好きになる感じ。

その辺も含めて、先が読みたい作品です! ラブコメ感が強くなり、けれどもミステリーもバチバチくる!

そんな展開を待ってます。

 

 

そんなわけで、今回はここまで。

明日明後日辺りには俺好きの新刊の感想もあげると思います。

 

それでは読んでくださってありがとこーざいました!