『妹さえいればいい。13』感想
こんにちは、とこーです。
そろそろ日付感覚がおかしくなってきているので生活リズムを戻していこうと思う所存です。今日は妹さえ13巻の感想を書いていきます。
それではいきます。
前回のいいラストが終わり、季節はうつろいました。
ブランチヒルで働く京を始めとし、伊月や春斗、千尋など色んな人の物語が1歩前に進みました。
今回大きかったのはやはり京でしょうか。
なりたい姿を見つけ、けれども前回のことがあって立ち止まった京。そんな彼女はブランチヒルで、ついに神坂と共に仕事をしました。
この再会はよかったですねぇ。なんだかんだ高校生作家としてデビューできるだけの実力はあるってことでしょうか。
が、そんな彼との仕事の中でも問題が。
彩音が間に入ってくれたこともあって何とかなりましたが、まだ不完全で凹んでしまいました。
そんな彼女は、春斗たちをはるか先の存在として見据えてました。けど、春斗はめげずに近づきました。
あの、春斗の熱さはすごい好きです。普段は冷静なのに、こういう時になって、1度決めたら踏み込んでいくような感じ。
で、ついに京の恋は前進!!
京が幸せになってよかった。
更に、旅行の中で京は伊月とも話しました。
バカなところがいいところだ、と語りながらも業界人として賢くなっていた所についてを否定しないあたり、伊月はすげぇなって感じました。自分が、芸術家としてだけじゃなく、職人としてのラノベ作家に進化したこともあるんでしょうか。物語を一歩一歩進んでいるような、そんな感じが嬉しかったです。
そして発売する伊月が書き、京が編集をした作品。
それは那由多のために書いたものを改稿したもので、その改稿版では京をモデルにした少女がすごく魅力的に描かれました。
これこそ、京がまた一歩物語を進めた証拠で、そのことが京好きとしてすごく嬉しかったです。
彼女が主人公になりたいと思って、その道を進んでいく。そう思うと、心から応援したいです。
今回はここまで。京中心になったのは、好きなキャラだからということで、まあいいですよね。京みたいに、自分がなろうとする編集者になりたいなぁ。。。
それはともかく、妹さえも残るところあと1巻。読むのが楽しみです。
それでは読んで下さってありがとこーざいました!