『生徒会探偵キリカ4』感想
こんにちは、とこーです。
もう前置きはなしでさっさと本題に入ります。
今回は生徒会探偵キリカの4巻の感想を書いていきます。Amazonでぽちったので、到着は年明けかなぁ、と思っていたらついさっき届いたので興奮しながらの感想となります。
ということではじめます。
体育祭を舞台として、主人公達が今回も奮闘する! というお話でした。
体育科vsそれ以外による全面戦争という、それはもう凄まじくてありえないくらいの熱狂でした。
そんな有り得なさがこの作品なんだなぁとしみじみ思いながら、整理していきます。
①主人公の盛り上がる理由
周囲がみんな盛り上がっている中、尚も乗り気になれない主人公。
もやもやのようなものを抱える彼ですが、それでも一応は言われたことはやります。
ただそれでは1巻初期とほとんど同じなわけで。
そんな主人公がやる気になる理由を見つけるシーンは胸熱でした。
②テンポがいい
前々からそうでしたが、今回は魔王さんの登場もあって無茶苦茶テンポがよく、ぽんぽん会話が読み進められました。
ワンパターンなツッコミではなくするための工夫も感じました。やっぱりライトノベルはスラスラ読める快感っていうのも、いいですよね。
③両軍のリーダーともかっこよすぎかよ
会長も魔王さんも互いに意味わからんくらいのリーダー力があって、かっこよかったです。会長をあそこまで追い詰めることとなった魔王さんの実力はもちろんですが、改めて生徒会長としての会長の実力を垣間見ることもできたように思います。
魔王さんの選手宣誓はほんとに涙がちょちょぎれました。最後のページのあれはずるかったです。
④頭も使うのがいい
ミステリ要素が学校行事に絡んできて、今回はこれまでとは雰囲気の違う推理感がありました。やはり推理はメインではないと思うんですが、そんなメインではない推理を生徒会探偵として存在させるからこそありうる面白さもあるんだと感じます。
ミステリ要素が例の壁の話にも繋がって、ぐっと掴まれた気分でした。
それから、体育祭の勝ち方もやばかったです。まったく予想出来なかったです。戦略バトルっぽさもまた、Goodでした。そういうの好きなんですよ、僕。
と、こんな風にまとめてみましたが、一言で今回のよさを表現するなら
キリカかわいい!!!
じゃないですかね。ほんと可愛い。口絵とか反則。
そういうことで今回は終わりです。明日も多分更新しますが、更新しなければこれが年内ラストとなります。
それでは読んでくださってありがとこーざいました!