『生徒会探偵キリカ2』感想
こんにちは、とこーです!
私は若干体調を崩しかけていますが、これを読んでくださっている皆様はいかがお過ごしでしょうか。
本日は生徒会探偵キリカの2巻の感想を書いていきます!
ではいきます。
今回は朱鷺子さんの弟、薫くんが登場し、そんな彼と主人公、そしてキリカが奔走するお話でした。
詐欺師呼ばわりをされながらも、なかなかに認められている主人公。そして、そんな主人公と一緒に探偵業をすることで少しだけ変わったキリカ。この2人による事件解決が序盤のお話です。
やはりというかなんというか、単純な事件解決ミステリものではないんだなぁ、というのが素直な感情でした。謎自体は確かにあるし、事件も起こるけれどそれは本筋として描かれているものでは無いんだなぁ、という感じです。
その証拠に中盤、終盤には事件解決というよりは問題解決を中心とするお話でした。
ほかの作品で喩えるのはあまりよくないかもしれませんが、個人的な感覚としては俺ガイルの4-6巻くらいの雰囲気がありました。
ただそれよりもより強烈な感じもありました。何がすごいって、会長がふざけてる癖に意味わからんくらいにすごいんですよね。何考えてるかわからないですし。
よう実のような頭脳戦っぽさも感じましたね。
そして、キリカと主人公が悔しさを噛み締めるわけです。
ミステリ、頭脳戦だけじゃなく、熱い要素まで入れてくるとか神ですか!? って感じです。
わりと本気で、僕の趣味にどストレートなのです。こんな作品チラムネ以来ですよ。
登場人物のかっこよさという点でも、僕の趣味をぶち抜いています。
会長の潔さはほんと好きです。絶対に現実にはいないですけど、だからこそあるラノベ感は燃えます。
登場人物皆、ふざけてるところはあるけれどもその癖にしっかりしてるんですよね。マンモス校で8億円を動かすほどの生徒会やそれと対決するような組織に属しているだけのことはある、というか。
会長が何を考えて居るのか、とかそういう、わくわく要素が多いので、続きを読むのがとても楽しみです!
ということで今回はここで終わりです。
読んでくださってありがとこーざいました!