ライトノベルにありがとこー

『好きでワクワク』をコンセプトにしたラノベブログです。

『友達の妹が俺にだけウザい』感想

友達の妹が俺にだけウザい を読んだので感想を書きました。

二巻については明日、投稿する予定ですのでぜひに。

 

それではいつも通りAmazonのURLを。

https://www.amazon.co.jp/dp/B07Q9PZB4X/ref=dp-kindle-redirect?_encoding=UTF8&btkr=1

 

 

 

 

 

 

 

 

それでは始めます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

全体として感想を一言で表せば『面白ぇ』です。

俺の友達の妹、みたいにタイトルに一人のヒロインを出すことで明らかにそのヒロインを特別に扱う感じのラノベは今日日そこそこありますが、そういった作品は必ずといっていいほどヒロインが可愛い。

そのなかでうざかわいいというジャンル? を確立しようとして、実際成功させている点についてはものすごいと思います。

 

 

 

序盤は『マジでうざいな、消し飛べ』くらいに思っていたんですけど、少しずつ、尊さを感じていきました。たぶん、主人公とのカップリングだから尊いんですよね。

こういう人間関係、いいですねぇ。

 

 

 

 

 

 

 

ですが、その点以上に主人公の凡人さがこの作品では強く印象に残りました。

効率厨の主人公ときいて、血も涙も知らない人だと思いましたけど、全然そんなことはなかったです。

 

それはもう、優しくてかっこいい。

自分が凡人であることなんて理解していて、だからといって腐ることもなく、自分が寄生虫みたいだと自覚しながらも、才能の無駄遣いを許さず、愛をもって接する。

その姿勢は、かっこいいです

読んでいて感動したのもやっぱりそこでした。

効率厨って言葉を解釈して、介錯してしまっていたのは自分だと気づかされましたね。

 

 

 

 

 

それとはべつに。

 

主人公が友達のオズに抱いている感情がまぶしいな、と思いました。

友達関係としては本当に尊い関わり方だと思います。

嫉妬がどこにもないとしても、主人公さえ気づいていないだけで一ミリくらいはあったとしても、素敵ですよね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

文章的なことでいうと、とてもラノベっぽい文章でした。

この作者さんは長い間ラノベを書いているんだろうなぁって思うくらい、自然で読みやすいものでした。

キャラも一巻の時点ではっきりしてますし、巧いなぁと感じました。

 

今後も面白くなっていくと思うのでぜひ読んでみてください。

それでは失礼します。