こんにちは、とこーです。
ここしばらくラノベ不足すぎる私ですが、今日はようやく取れた時間を使って読んだ作品の感想を書いていきます。
それではいきます。
物語の発端は、当時小説家になろうの中で流行っていた「幼馴染ざまぁ」モノ。そこから発展して甘々なストーリーが始まる、というのが概要でしょうか。
もうとにかく幼馴染愛MAXな作品だな、というのが印象なのですが、そちらに触れると甘々なラブコメにありきたりな感想になってしまうので今回はあえて別のところを。
今作は幼馴染との「今」と「過去」が交わりつつ、少しずつ主人公が前に進んでいくのですが、何気に主人公に共感できる人は多いのではないかと思います。
何しろ主人公は小説家になろうに投稿し、そして心が折れそうになった経験があるのです。
「この作品ならきっと書籍化できる」とすら信じていたのに読んですらもらえない。そんな理想とのギャップを知って、それでも泥臭く足掻いていく主人公の姿は、ラノベ好きでワナビな方なら、まず間違いなく共感できます。
そしてそんな彼が作中で投げかけられる言葉一つ一つが、胸にしみ入るのです。
とことん幼馴染の幼馴染らしさを追求し、そこを突きつめている作品。
そしてそんなこの作品の「書籍化」と作中での「書籍化」はあまりにも上手くダブります。
というか、私、web版読んでた時、書籍化決まっていない時点で読んでて「え? これ書籍化するん?」って勘違いするくらいには引き込まれてましたからね。
そんな今作。
一巻だけでも十分面白いんですが、できれば主人公が書籍化した後の苦難とか、妹の話とか、イチャイチャとか、まだまだ読みたい話が思い浮かぶお話でもあります。それほどまでにキャラが生きてる、ということです。
なので2巻3巻と出たらいいなぁ……と。
売れますように!!!
と、今回はここまで。
12月は買う予定の本も沢山ありますので、ブログも更新します!
それでは読んでくださってありがとこーざいました!