『魔女と猟犬』感想
こんにちは、とこーです。
今回はTwitterでも話題になっている、「いやもうこれ絶対面白いやつやん」な魔女と猟犬の感想を書いていきます。
それではいきます。
さて、まず最初に言いたいのは魔女と猟犬の神PVですよ!
私、実は魔女と猟犬は買うつもり無かったんですけど、あのPVと公式サイトのかっこよさで即買うことにしましたからね。
まだ読んでいない方は、とりあえずこんなチンケな感想を読む前に公式サイトへレッツゴーです!!!!
で、内容なんですが。
まずですね、私は基本ファンタジーが苦手なんですよ。読むとしたら小説家になろうで投稿されるような、もの凄く分かりやすい「なろうもの」くらいです。あとはラブコメしか読まないですし、ファンタジー要素があっても基本はラブコメ、というのばかりだったんです。
しかし、この作品。
買って、読んで、すごい読みやすいんですよ。三人称っていうのもまた私的には苦手なはずなのに、開幕数ページで速攻引き込まれる。時間の関係で一気読みといかなかったのが残念なくらいです。
「お前は、どんな“魔女”の物語を知っている?」っていうのがかっこいいですし、そこから主人公たるロロの話になっていくのも、すごいいい。
ほかのファンタジーを知らないのでなんとも言えないんですが、するする読めて、なのに重圧に感じるストーリーっていうのはむちゃくちゃすごいんじゃないかと思います。私も、読み応え抜群すぎてほわほわしましたから。
ストーリーの大筋としてはあらすじのまんま。
端的に言えば超ヤバイって言われてる魔女たちを集めていくストーリーだけど、その過程で邪魔とか入るし、国家間のいざこざとかも......って感じです。
でももしそういうあたりを細かく理解できなくとも、キャラの魅力だけで白飯三杯はいけますね。
特にロロ!
犬の話で、自分と共に育った犬を殺さなきゃいけないところで、殺さない道を選んだわけですよ!
これがね、もうこのかっこよさがすごい。そういうクソ喰らえ感って、もう絶対好きなやつじゃないですか!
その他、ロロの主人とかたくさん魅力的な仲間サイドもいるわけですが、それに加えて敵キャラまでグッとくるのだから、すごい。
男の子の好きなワード盛モリセットかと思うくらいに厨二心を刺激されますし、実際にバトルになった時の手に汗握る感じは圧巻。
想像力に乏しいので脳内映像化とかできないんですが、それでも「おおお!!!」ってなりました!!!
こほん、謎のテンションになりました。
ともあれ、この作品はとにかくかっけぇってことです。
あとは、あれ。忠義とか、主従関係の話も私はすごい性癖なので、最後の方はグッときました。
全体的に、やっぱり1巻なので物語の開幕的な部分も強いと思われます。ネタバレを恐れずにいえば、1巻の主要キャラの何人かは死んでますし。
けどその分魔女も仲間になってくれましたし、今後が楽しみです。
今後の魔女はどんなキャラなのか、九使徒との戦いは....? 超気になるので、続刊出たら絶対買う作品です!
それでは今回はここまで。
みなさんもぜひ読んでみてください。
読んでくださってありがとこーざいました!