ライトノベルにありがとこー

『好きでワクワク』をコンセプトにしたラノベブログです。

テストも余裕が出てきたし、チラムネ語りするよ、の巻

こんにちは、とこーです。

いやぁ、ようやくね、長いテスト期間も終盤に差し掛かりまして(投稿する際には終わってるかも)、本格的にチラムネについて語ろうかな、と。

いや4巻については話したんですけどね。やっぱり、チラムネは僕的に特別な作品ですし、語りたいな、と。

ただ今回はかなりマニアックな話になる&特典に関するネタバレもございますので、注意してください。

 

千歳くんはラムネ瓶のなか 4 (ガガガ文庫)

千歳くんはラムネ瓶のなか 4 (ガガガ文庫)

  • 作者:裕夢
  • 発売日: 2020/09/18
  • メディア: Kindle
 
千歳くんはラムネ瓶のなか 3 (ガガガ文庫)

千歳くんはラムネ瓶のなか 3 (ガガガ文庫)

  • 作者:裕夢
  • 発売日: 2020/04/17
  • メディア: Kindle
 
千歳くんはラムネ瓶のなか 2 (ガガガ文庫)

千歳くんはラムネ瓶のなか 2 (ガガガ文庫)

  • 作者:裕夢
  • 発売日: 2019/10/18
  • メディア: Kindle
 
千歳くんはラムネ瓶のなか (ガガガ文庫)

千歳くんはラムネ瓶のなか (ガガガ文庫)

  • 作者:裕夢
  • 発売日: 2019/06/18
  • メディア: Kindle
 

未読の方は、チラムネ読みましょうね!!

1巻で断念した方も、2巻以降が凄い(個人的には3巻以降が覚醒しててやばい)ので、ぜひ!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

はーい、いきます。

さてさて、ではね、初っ端から特典の話をしましょうか。

まずはコミカライズ版の特典のお話。

自分はメロンブックス様とゲーマーズ様で買ったんですよ。連動特典が欲しくて。そしたら、メロンブックス様ではブックカバーもついてきまして。

まずここでお話するのはメロンブックス様の特典のブックカバー&連動特典のクリアファイルのお話。

そしてね、更に混ざってくるのが2巻のゲーマーズ様の特典です。

(ちなみに、特典の方ですがきっと裕夢先生や岩浅さんを信じていればなんらかの形で出ることがあるかもなので、転売は買わないようにしましょうね)。

特典の内容をざっくりと、本当にざっくりとだけ話しますが、そのあたりは色々ご了承ください(読むのと、内容を聞くのでは天と地ほど違うよ、とだけ)。

 

2巻特典では、悠月に似せた健太を作るためにランジェリーショップに向かう、という一幕です。

そんな時に夕湖と朔は話しました。下着の好みの話です。

そこでね、まあ要するに朔は「みずいろとか紺とか青よりのグリーンとか」の系統が好きで柄や装飾は「清楚っぽい子がじつは派手め、派手っぽい子がじつは清楚」だといいって言ってるんですよ!

朔が夕湖にどんなイメージを持っているかはさておき、作品全体として端的に見るなら夕湖って派手目な子じゃないですか。

それでは、今回のブックカバー特典の方を見てみてください(多分、今もサイトには出てると思われます)。

さあ、夕湖の水着はどんな水着でしょうか。

水色で、装飾自体はそんなに派手じゃないでしょう?(女性の水着に詳しくないけど派手には見えないのでご容赦)

少なくとも、水色の下着を着ているのは確かなんですよ!!!!!!!!!

お分かりですかい、この感じ!

いやたまたまかも知れませんよ?

でも、この一致は尊いと思うんです。夕湖は朔の好みを覚えてて水着を選んでるのかなとか、思うじゃないですか。

ま、まああくまでこの水着はオフィシャルなものじゃなくて、某氏の夢の中設定ですが。

けど、すっごいいいなって思うわけでした。

ふぅ......これ、ブックカバーの画像が出た時から語りたかったんですよねぇ。

 

それでは次。

というか、今回語るのはここからが本番です。

語りたいのは、内田さんの話とか今後の展開とか逆にこれまでの展開とかの話。

展開予想、とかじゃないです。というか神のご意向など、予想できるはずがなかろうということですよ。

 

ここからは本当にフルスロットルで特典の話も入れます。

具体的には1巻発売後の夏に行われたメロンブックスノベル祭りのスペシャルアソロジーとか、そういうss読破前提での語りになります。

......いや、語りたいだけなんです。古参ぶってるわけじゃないですよ......あと、転売ヤーにはご注意を、とは再度。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

さて、では早速。

メロンブックスノベル祭りのスペシャルアソロジー第1回はですね、それこそこれから話す優しい空の子との話です。

ぶっちゃけまだ手元に1巻がない頃に読むと、普通に朔が「なんやお前、まじイケメンじゃん」ってなるくらいで、後は普通に心休まるお話なんですが、その後の本編や特典たちを読んでいくと、色々妄想が捗るのです。

これはいずれ何らかの形で再度世に出た時にこの記事を読んでくださった方のときめきを奪うことになりたくないので言及は避けますが、アソロジーでのお話は言ってみれば雨の日の一幕です。

次に、2巻とらのあな様の特典。優空ちゃんのベレー帽イラストのやつですね。こちらの内容も、まあやっぱり詳しく言うのは避けたいんですが、雨が降ってるんですよ。

それを見るに、優空と雨ってもう、切っても切り離せないような関係があると思うんです。

でね、アソロジーの方に戻るんですが、そこで実は「優しい空」ってフレーズが、出てきてるんです。

改めて読み返して、ようやく見つけたのが4巻読了後の最近。我ながら読みが粗いとは思いますが、そこは置いておいて。

そこでの「優しい空」って、空そのもののことをさしているわけではありませんでした。あるものの、比喩として使われてるんです。雨の日には欠かせない、あれです。

ある意味、雨の日に「晴れ」をもたらしてくれる。それこそが「優しい空」なのか、単に晴れた空が「優しい空」なのかは定かではありませんが、なんかグッときません? さっきからぼやかした言い方が鬱陶しい、と思われてそうで土下座しまくりたいとこーですが。

 

話を変えましょうか。

次にお話するのは、結構最近のもの。3巻特典byアニメイト様です。

夕湖と優空のパジャマ姿がお目見えしてるところの話でございます。

ここで垣間見える事実とかもあって、それと既刊を読んでいくと、考察とかもできるんですがそれはおいておいて。

この2人、朔でも認めるくらいに唯一無二の親友って感じらしいんですけど、そこで気になるシーンが1箇所入っていました。

そこを読むに、優空から「好きな人の話」をしたことってないっぽいんですよ。

で、この時から実は僕の中では

「優空って朔のこと好きなのか?」って疑念がちょっと湧いたりしたんですよ。

「恋愛的な意味でのラブを抱いてはおらず、友人的な意味でのライクが強いのでは?」と。あるいは何らかの理由があって、「好きでいる、ということになってる」みたいな。

でもどうも4巻を読むに、そのあたりの疑念は勘違いだと思うんです。

そうなると優空は朔のことが好きだって話になるんですが、こうなってくると現状、やっぱり優空だけが異質なのです。

これは表紙ヒロインが誰、という周期からしても「次は優空」という話をしているわけなんですが、考えてみれば、これまでの表紙ヒロインの順番には必然性がありました。

2巻、既に1巻で張られていた伏線はもちろん、読者たちに、そして朔自身に“恋”について考えさせるべきだった。そうしなくては、青春ラブコメの「ラブ」が端から成り立たないから。

3巻、時期的にも明日姉の進路の話をしなくてはなりません。更に言えば、2巻で語られた初恋や明日姉との決別、幻想や期待といった点に関してクッションを敷かねばなりませんでした。何しろ、そこができなければ、やはり「ラブ」が成り立たないですし、明日姉に引っ張られすぎてしまいます。

4巻、1巻つきにひと月が進むという流れであれば7月にあたる4巻で野球のことは蹴りをつけなければなりません。さもなくば彼は前に進むことが出来ず、青春ラブコメどころではない。そこで、これまで野球ないしスポーツというところで繋がってきた陽の登場です。さらに言えば、3巻において明日姉との間に形成された空気感を、形作られ始めている恋に似た何かに対し、強烈な誰かが「こっち向けよ」とばかりに朔の背中を蹴り飛ばさなきゃなわけでした。何しろ、このままじゃ明日姉という明らかに「初恋の相手」で「憧れの先輩」でしかもほぼ朔が「好き」って言っちゃってる存在の前で、青春ラブコメはど真ん中から少しズレてしまいます。

あくまで僕の感想ですが、こんな風に必然性があったように思うんです。

では、5巻はどうか。

恙無い「ハーレムストーリー」として見た時、このままヒロインレースのよーいドンがなされるのでしょうか?

ぶっちゃけそれもあり得るとは思うんですが、あえて言えば、というところで言いますね。

あえて言うと、全ヒロインの中で優空だけが恋心を誰かに見せてないんです。もちろん誰かが察して「好きなんだろうな」とはなっているでしょう。

でも夕湖は初っ端からそうであるように、悠月が2巻以降(ドラマCDなどもですが)朔への好意が確実に夕湖たちの知るところとなっているように、明日姉が朔をデートに誘う前に宣戦布告じみたことを言っているみたいに、陽が悠月に......(特典の内容なので言及は回避)

で、個人的にはそれはそれでありな気もするんですけど、あえて言うなら、そこではっきり優空がヒロインレースのスタートラインに立たない限り、ラブコメは始まらないだろうし、そういう意味では周回的な意味でなくとも優空が次なのかなぁ、と思ったり。

 

でね、そんな優空の話で思ったことなんですけど。

これすっごい思うんですが、優空って包容力が半端ないんです。で、朔の日常にいる。月や太陽は夜もしくは昼には見えない(実際には昼に持つ気が見えたりするけど)し、「明日の風」は明日にある(先輩で、朔の先に行くってニュアンスもあるかな)。夕日の湖なんて、それこそそういうスポットじゃないとみられないトクベツな気もします。

そんな中、空だけはいつでもそこにいる。

たとえ朔が新月だろうと満月だろうと太陽だろうと、傍にいるんです。

で、だからこそすごく近くもない。1巻で、唯一彼女だけが朔にメールを送ってないですからね。

そんな彼女と朔の関係に3巻4巻で魅了されて、すっかり朔×優推しになったとこーでした。

 

 

こんなところでしょうか。

また追記という形で考察じみたことも書くかもしれませんが、書きたいことはひとまず書けたかな、と。

時間も出来ますし、4巻を読み直せますからね。

 

それでは読んでくださってありがとこーざいました!