『妹さえいればいい。3』感想
こんにちは、とこーです。
チラムネ3巻の表紙とあらすじの公開には、もはや尊死しそうなのですが、妹さえ3巻もこっちはこっちでやばかったので早速感想を書いていきます。
それでは行きます。
今回は全体的にこれまでより熱く、重いストーリーでした。
アニメがこけたショックからかろうじて立ち直った春斗が伊月に手伝いを頼んで....というところの青春感は凄まじかったです。
高校生じゃなくて大人ですけど、なんだか正しく青春ですよね。勝手なイメージで、青春=高校生ってなってたので、そのイメージが壊されて感覚です。
サプライズパーティでの、女の子たちの真っ直ぐさもよいですね。
京のついていた嘘もなくなり、いい誕生日になったんだなぁ、と、読んでいて嬉しくなります。
そして、京が胸に抱えてた立派じゃないって思いも、すごく分かるものでした。
結局なんだかんだで、プロのラノベ作家として戦っていくだけの情熱を持ってる3人と比べたら、まだ何者でもない大学生なんてきついに決まってる。
そんな彼女がどう変わるのかな、というところにも注目したいです。
遊園地に動物園に水族館。
これらのようなデートスポットに、1冊で行きまくるというフットワークの軽さ。
伊月、というよりも伊月と那由多を見る京とかの方がラブコメ感がして、伊月本人についてはそんなに強くなかったです(あくまで3つのデートの時には)。けど、そのくせ他のところで、にじみ出るように愛情が感じられて最高です。これも三人称視点の尊み。。。
TRPGの世界観の設定を春斗がするところや、那由多が眠ってしまってからの伊月と春斗の会話とか、創作にも恋にも、熱が確かにこもっていていいなぁ、と、思いました。
それでも、今回1番良かったのはラスト!
『羽島伊月の誕生』の最後のところですよ!!
伊月が物語を書き、主人公は自分だと訴えようとするようなところの熱さが、もうやばくて。
そもそもここのシーンを、MAD化してるのを見て『うぉぉぉ!!』ってなったくらいなので、すごい感動しました。
今回はここまで。
4巻を読む前に(あるいは途中で)気が向いたらチラムネ3巻のあらすじと表紙について語る記事を作るかもです。
まあチラムネは、1人で語るんじゃなく誰かと語るのが1番なのですが。
それは他の作品と同じで、好きなものを語るためにも布教ですよね。
それでは読んで下さってありがとこーざいました!