『妹さえいればいい。2』感想
こんにちは、とこーです。
特に面白いお話もないので、早速本題に入ります。
今回は妹さえの2巻の感想を書いていきます。
1巻よりもより、シリアスな話があり、その分笑いも沢山あるストーリーでした。
エロいところのエロさも包み隠す気がなく堂々とワードを入れてくるあたり、ほんとに笑いを選ばずとにかく注ぎ込んでいる感じがします。
まず序盤から中盤にかけての、伊月が5巻を書き終えるまでのストーリー。
そこには、時に面白おかしく、時にあっさりとキャラたちの創作へのこだわりや熱のようなものが描かれていたように思います。
ラノベ作家にとっては当たり前なことかもしれないですけど、むっちゃすごいですしね。
それに、花見の時にも上がった、作家の人生がどうなるか分からないって話も、結構重かったです。
コメディがあって、楽しくて、だからこそ重いシーンがすごくずしんと来るんだなぁと感じました。
またまた、伊月が5巻を書き終えるシーンは熱かったです。
そして後半。
TRPGについては無茶苦茶笑いました。あそこ、面白すぎる。てか、ほんとキャラ立ちがすごいから、面白くなるんですよね、この作品。
が、そんなコメディをぶち壊すみたいに、酷い出来のアニメ。なんだかんだ熱い春斗の姿は胸に来るものがありました。
冷静なキャラの熱い姿はむっちゃいいです。
そして、作家でもないのに自分も泣けちゃう京もいい子ですね。
このままやや重いノリのまま行くのかな、と思いきや、速攻で春斗と伊月が秋葉原に出かけて、元気を取り戻すのもよかったです。
最後には春斗が京のことを気にし始めていて、恋の予感もぷんぷんします。
青春群像劇感がして、いいです。続きが楽しみ!(スグ読む)
ともあれ、泣いて笑えて熱くなれる、面白い1冊でした!
今回はここまで。
読んで下さってありがとこーざいました!