ライトノベルにありがとこー

読書した本について感想を書いていくブログです。 自称偏読家。

『弱小ソシャゲ部の僕らが神ゲーを作るまで』感想

こんにちは、とこーです。

読書と勉強の狭間で揺れるぼっち学生の私でございます。

今は某作品の発売を今か今かと待っております。

そんな私ですが、今回は『弱小ソシャゲ部の僕らが神ゲーを作るまで』の感想を書いていきます!

弱小ソシャゲ部の僕らが神ゲーを作るまで 1 (オーバーラップ文庫)

弱小ソシャゲ部の僕らが神ゲーを作るまで 1 (オーバーラップ文庫)

  • 作者:紙木織々
  • 出版社/メーカー: オーバーラップ
  • 発売日: 2019/12/25
  • メディア: Kindle
 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

それではいきます。

この作品を読んでいて常に思っていたことがあります。

それは『むっちゃ熱い!』っていうことでした。

クリエイターもののラノベというのは、この作品でなくとも大抵熱いものです。冴えカノとか、僕リメとか。

ですが今作では、主人公の過去の経歴や憧れの茜の存在から、他のクリエイターものとは違う印象を受けました。

まず、設定からして違います。

彼らは部活動でソシャゲをつくる。そしてそのソシャゲ作りのための環境が整っており、各校が競い合うような状況。

その状況が、この作品がクリエイターものであると同時に極めて少年漫画っぽい印象を与えていました。

っていうか、ソシャゲ作りのために国とかの、システムもあるって、ほんとにそういうスポ根ものでありそうな設定ですよね。

けどけど!

ただの情熱ではなく、この作品の舞台はソシャゲ。相手がいるものですし、ただ闇雲にやればいいってものじゃない。

そんな、スポ根に似ていてクリエイターものに似ているストーリーでした。

 

今作において印象的であるのは2人の少女の存在です。

1人は主人公の憧れの存在である久連内茜。

もう1人は主人公が転校した先で出会う青木七花。

どちらかだけではこの作品はここまで熱くならなかったように思います。

作中、ところどころ思い出される茜の言葉は主人公とストーリーを先導していくようにしっかりと刻まれました。

なにかするときに言葉を思い出し、その熱で動く主人公はかっこよかったです。

 

その一方、努力家である七花の姿もまた、主人公とともにありました。

彼女が頑張る姿に主人公は心から感動しましたし、主人公がきつかったときに海に連れて行ってくれました。

高いあこがれと、隣にいてくれる人。

2人の少女は似ても似つかず、けれども主人公にとって大切な存在だと思いました。

 

そんなふうな熱い物語なのですが、それだけじゃないのが今作。

青春ラブコメの要素もしっかりあるんです。

と言うか、ここも結構肝。

いいですか。青春ラブコメですよ。ラブコメじゃないし、ラブストーリーじゃない。青春ラブコメなんですよ。

青春ラブコメ独自の苦しさとか、苦しさを吹き飛ばす勢いとか、友情とか、恋慕とか、そういうのがぐるぐるになって詰まってるんですよ。

これがラブコメだけなら駄作でしょうよ。ラブコメだけじゃない。

月ヶ瀬高校に七花たちが来た時の感動と言ったらもうね。

こういう、仲間感がたまらなく好き。

そして仲間だけじゃなくて、憧れのひとに認められるという展開もある。主人公の頑張りが報われて、一緒に走ってくれる仲間もいる。

そういうのが青春ラブコメ×クリエイター×スポ根なんですよ!!!!!

ほんと、まじいいです。

 

 

 

さて熱くなりすぎました。

こんな風に暑くなってない作品が面白くなかったとかではなく、純粋に作品によって感想を描きやすいかどうかがあるのですが、やはりここまで熱が乗るくらいには面白い作品です。

2巻も出る、とのお話を先日お見かけしましたのでぜひ読んでみてください。

それでは読んでくださってありがとこーざいました!