ライトノベルにありがとこー

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『生徒会探偵キリカ6』感想

あけましておめでとうございます、とこーです。

2020年が始まりまして、新年早々ブログをやっていきたいと思います。今年中に総PVで1万超えたいという野望を抱えながら!

ということで今回は生徒会探偵キリカ6巻の感想です!

とりあえずこの巻が一段落、ということです。最近s1というのが出ていたのでシリーズ再開ってことだと思いたいのですが。

生徒会探偵キリカ6 (講談社ラノベ文庫)

生徒会探偵キリカ6 (講談社ラノベ文庫)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

それではいきます。

 

待ちに待った生徒会長選挙でした。

打倒会長という野望は以前から主人公が持っていたもので、今回はそんな野望が爆発してすごいことになるのかな。。。

などと思っていたのですが。

爆発とかの話ではなかったですね、今回は。

なんだか終始心臓がバクバク鳴ってました。s1のあらすじとか見ちゃってて、なんとなく顛末は予想出来ちゃいましたが、それでも半端なかったです。

 

結局、いざとなったときにまだ迷い続ける主人公。勝ちたいとは思っても、そのやり方にピンと来ずにいる感じは、読んでいて、闇に沈んでいくみたいな気分になりました。予想としてはすっごい爽快感のあるストーリーになるのかな。。。? と思っていたんですが、そういうのとは違っていて、逆にその予想をはずれた感じがドキドキを加速させました。

中盤、主人公が朱鷺子さんと美園さんの結託を提案したところはおお! と、思いましたが如何せん会長はそれを超える凄まじさでした。

政治についての超長い語りは、軽くドン引きしましたね。講談社ラノベ文庫のかの革命家のラブコメを読んだ時以上のドン引きでした。

なんだか読み進めれば進めるほどに会長の凄まじさばかりが露呈する今作でした。主人公を副会長に指名するところは、息が止まりました。予想は薄々してましたけど、とんでもないなぁ、と感じました。

生徒会探偵が凄く軽くなってるな。。。と思わせておいて、その生徒会探偵の要素を一気に利用して、キリカと主人公にフォーカスする終盤は圧巻でした。キリカだけじゃない、主人公が助手であったことにも、ちゃんとした意味があったんですね。

まあ、それにしても会長は頭おかしいくらいに凄くてドン引きなのですが。

 

最後の最後にキリカと主人公が話すシーンは、とても微笑ましいものがありました。この巻が最終巻だと思って読んでいたら、多分もっと別の感じがあったんだろうな。。。と思うと、この作品との出会いが遅かったことが悔やまれます。

 

生徒会探偵キリカの生徒会要素、探偵要素を共に充分活かしている作品でした。これまでほどの爽快感がなかったのは少し残念でしたが。。。

S1以降は今後どのようになって行くのでしょうか。

年も明けましたので数日したら買いに行きます。

それでは今日はここまでです。

 

改めて新年のご挨拶をさせていただき今回の〆とします。

あけましておめでとこーざいます。

今年もよろしくお願いします。

それでは読んでくださってありがとこーざいました!