『俺を好きなのはお前だけかよ』感想
俺ガイル14巻の発売をまえにお胸をドキドキさせているとこーです。皆様、いかがお過ごしでしょうか。
今月はテストの用意で忙しいのですが、これを書いている今は精神的に余裕が出来ておりますので、そういう合間に俺好きの感想を書きたいと思います。
では始めます。
僕は俺好きについてはまんま、アニメから入った口です。ですので1巻のオチについては予め分かった上で読んでいました。
それで思ったことは
ラノベ作家すげぇ!!! アニメ制作すげぇ!!!
ということでした。
まあ要するにみんな凄いです。
アニメでオチを知っているから、普通に読むよりかは楽しめないだろうなぁ、と不安に思いながらも、かと言ってアニメの部分を飛ばして読むのも嫌な気がして、1巻を読みました。
びっくりしました。アニメとは異なる構成でありながら、ライトノベルとして読者を確実に引き込んでいるように思えたんです。
アニメは映像として見た時にテンポがいいようになっていて、原作は文だからこそのリズムや面白さがあります。そう言うのを見ると改めてしみじみと、文ってものはすごいなぁと感じました。
はいちょっと真面目なのはあれとして。
俺好きについては本当に『友情』を大切にしてるなぁ、という印象を受けました。
そもそも、ジョーロ自身がむっちゃくちゃ友達思いなわけで。ずる賢い考えはあっても、それより友達思いな部分が強い。ここまで友情を大切にしてるのって今日日スポ根くらいじゃね? とすら思う程でした。
サンちゃんの心情もまた、胸にきます。
ジョーロ視点でストーリーが進んできたからこそ、サンちゃんの口から語られるサンちゃんの感情は『友達の感情の吐露』に感じたのでした。
そして。
僕が一番好きなのは最後の最後でした。
パンジーとの出会いのシーン。ジョーロが惚れるにたる人物であって、ジョーロがむっちゃくちゃ友達を大切にしてるんだということが分かる、すごくいいシーンでした。
友達、ほんといいですよねぇ。
青春ラブコメは簡潔に近付くにつれ友情とかを丁寧に描いていく印象を受けてきましたが、俺好きは最初からフルスロットルでした。
一方で、ちょっとコスモスとひまわりについてはかなりヘイトが高まるんですよね。
2巻以降も読んでるので全然嫌いじゃないのですが、1巻だけだと
『恋って言えばなんでも許されると思ってね?』
みたいになってた気もします。
まあでもその辺は『ジョーロが何かを解決したわけじゃない』からこそ『ジョーロが知らない』んだなぁ、と思って尚更巧みに感じました。
後、ジョーロとパンジーの会話のテンポがたまらなく好きです。ラブコメとしてコメディをしっかり補完してる作品でもありました。
2巻以降もばっちり読んだので早く語りたいものです。(文を書くのが下手すぎて追いつかない)
ともあれ、今日はここで終わりたいと思います。
いつもながら拙い感想文でしたね。
俺好きはアニメ化もしてるのでもう大人気作で、読んでる人も多いでしょう。なので言うまでもないのですが、すごく面白い作品だと思います。
ぜひ読んでみてくださいね!